『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』5話ーーオオカミくんvsオオカミちゃんの駆け引き? 中間告白後、メンバーたちに起こった変化
そして、そんなしおりに翻弄されるメンバーがもう1名。まさかのるい(大久保琉唯)だ。ももは(高鶴桃羽)との関係性は安定かと思いきや、何やらるいの中でしおりのことも気になる模様。突然のるいの態度の変化が不思議にも思えるが、一体何があったのか。はたまたるいがオオカミくんの可能性もあるのだろうか(ちなみに筆者は勝手にオオカミシリーズのスポーツ選手枠はオオカミ率が低いと思っているのだが、そうでもないのだろうか)。
そして、腹を決めたのがにのん(新音)だ。元々、はる(中村榛)からファーストイヤリングをもらった際にも「タイプど真ん中」と話していたのが、ひびきからの猛アタックもあり気持ちが揺れ始めている間に、うい(三原羽衣)がはるへの一途なアプローチを実らせていた。ひびきがオオカミくんだとしたら、ある意味これはファインプレーとも言える。
「全体図が見えて自分の意志を消しちゃった気がする」と気持ちが迷子になっているにのんにとって、はるの一言は本当に嬉しく、心の靄を晴らしてくれるものだっただろう。「それはやめて欲しいと思うわ。(当然)皆が皆、幸せになって欲しいと思うやん。皆が想い合ってて、私は……って遠慮してたら始まらない。にのんらしくいられたら皆嬉しいと思う」。
その後、にのんははるを呼び出し「はるのことを選ばなくなってから自分の本当の気持ちが言えなくなった」とこぼす。「この感じ、久々やな」と懐かしんで笑い飛ばしてくれ「その本音で話すところがにのんの魅力やと思うから」なんて言ってくれるはる。そりゃあ好きになってしまうだろう。にのんも後出しで自分の想いを伝えることをどこか卑怯だと後ろめたく思っている節があったからこそ、そんな風に笑い飛ばしてくれるはるに救われたに違いない。
アトリエでの作業中に不意にういの方を見て「超カワイイ」と書いたスケッチブックを見せていたはる。うい×はるの最高にキュートな雰囲気と関係性に割って入っていこうという覚悟をするには、にのんもかなりの勇気が必要だったはずだ。
次週は、にのんが意を決してはるを誘った太陽LINEデートの様子が観られ、もちろんこれに参加表明したういとの三角関係が激化しそうだ。この太陽LINEデートが大事な勝負の場になるのは間違いなく、どんなアピール合戦が観られるのか期待は膨らむ。
【場面写真】『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』5話(全22枚)
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