しゅんまや、ゆうじゅり、こたあやも誕生!『今日好き』海外編はメンバーの恋にどう影響する?
現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA/以下:今日好き)。同シリーズの最新作『今日、好きになりました。セブ島編』が、8月29日に最終回を迎えた。
コロナ禍の影響により現在は主に国内を舞台としているが、そもそも『今日好き』が恋愛番組の金字塔を打ち立てた背景のひとつに、2019年度より導入された“異国の地”を旅するという要素がある。いまだ余談を許さぬ状況ではあるものの、海外旅行も徐々に解禁となるなかで、2020年3月の『卒業編』でサイパンを訪れて以来、今回は誰もが待ち焦がれた“海外編”の復活となったのだ。
いわゆる“国内編”でも、2021年度の『霞草編』であつき(千葉亜月)×こはる(増田小春)による“あつこは”カップルを筆頭に、『蜜柑編』でまやと(中里真哉斗)×ゆあ(上ノ堀結愛)の“ゆあまや”、れん(岡田蓮)×ゆな(みとゆな)の“れんゆな”、たいよう(白間太陽)×るる(実熊瑠琉)の“るるたい”と、人気と安定感を兼ね備えたカップルが生まれているなか、『セブ島編』では前回の『小夏編』から一途な想いを伝え続けたゆうじろう(上野裕次郎)とじゅり(三浦寿莉)の“ゆうじゅり”、こたろう(蓮池虎太郎)とあやね(福間彩音)の“こたあやが”見事成立した。今回は『セブ島編』オンエアを機に、改めて『今日好き』における"海外編”の歴史と恋への影響を振り返っていきたい。
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『今日好き』過去の海外編のハイライトは?
『今日好き』における不動の人気シリーズ『ハワイ編』。当時初の海外編ということで、旅の目的地が発表された際の高校生メンバーの驚きと喜びようもひとしお。そんなサプライズのほか、人気の理由はやはり、ただいま第2子を授かっている、しゅん(前田俊)×まや(重川茉弥)の“しゅんまや”が出逢ったのがこのときだからだ。
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2日目夜、ライバルののあ(鉄篦啞)に巻き返され、逡巡しながらも手を繋ぎながらビーチを歩く2人の姿は、まだ未完成なカメラワークの後ろから撮影した画角が逆にリアルさを感じさせ、まさに恋に揺れ動く様子が伝わるものだった。しゅんとのあがまやを挟む形での最終日の3ショットなど、見どころは盛りだくさんである。
前述の恋のバトルに敗れたのあは、同じく『ハワイ編』で出逢ったのあ(倉田乃彩)に心惹かれる。最終的にカップル成立を果たすものの、それは『ハワイ編』から数えて3シーズン先、思い出の地を訪れた『夏休み ハワイ編』でのこと。その間には、番組最長の6シーズン連続で登場して伝説を残したゆずは(雨宮由乙花)も出現。『韓国チェジュ島編』で、くうた(旭空汰)と2人きりでの半日デートを満喫していた際の笑顔は、その後の長い旅路を知らぬだけに、非常に無垢に届いてくる。
そんなゆずはの旅が後半戦を迎えているころ、『ハワイ編』と並んで屈指の支持を誇る『グアム編』がオンエア。こちらは残念ながらすでに関係を解消しているが、せな(後藤聖那)×かれん(石川翔鈴)の“せなかれ”、さとし(くまがいさとし)×まる(向葵まる)の“さとまる”の2組がカップルに。どちらも、スピンオフ企画『今日好き部』などにも出演するなど、番組の立役者だ。なかでも、さとまるは直前の『台湾編』で惜しくもカップル不成立に。そこから、さとしが『グアム編』2日目に継続メンバーとしてサプライズ登場をした際の、まるの尻尾を振るようなかわいすぎるはしゃぎようなどは、ぜひ一度ご覧いただきたいもの。
ハワイ、グアム、韓国……と、誰もが羨むロケーションに加えて、“カップル不成立の場合、次の旅に参加するかを選べる”というルールが導入されたのも2019年から。カップル成立か否かではない“第3の解”を選ぶことで、複数回を通して意中の相手との関係性を深めていく過程も楽しめるようになった。また、ゆずはに代表されるが、本人の愛すべきキャラクターによって人気を確固たるものにしたメンバーも。逆に、2020年度の『星空編』では、あやの(西綾乃)が継続メンバーになる道を選ばず、自身を慕う男子2人に想いを綴った手紙をしたためた。あえて旅を続けないという選択肢にも、ますます意味が増したわけだ。