はじめしゃちょー、3億円豪邸を3000万円でリフォーム “過程”までコンテンツ化する強み
先日、3000万円をかけてリフォームされたYouTuber・はじめしゃちょーが所有する3億円の豪邸。その工事の裏側がこのほど、YouTuberグループ「はじめしゃちょーの畑」のメンバーで豪邸の管理人を務めるだいちぃのYouTubeチャンネル「3億円ハウスの管理人」にて公開された。
21年8月にアップした動画で、自身ゆかりの地・静岡に3億円で中古の一戸建てを購入したことを報告したはじめしゃちょー。庭付き4階建ての広々としたこの邸宅は、彼の自宅兼事務所、並びにYouTube動画の撮影スタジオとして存分に活用されるはずだった。ところが、ライフラインが開通していない、インターネットが繋がらない、ガス代が異常に高いなど、数々の問題が発生。最近では22年7月3日に公開した動画にて、酷暑の中エアコンが全く機能せず、室内が蒸し風呂状態になり、命の危険を訴えている。
こうしたアクシデントに、多忙な家主に代わって対処してきたのが、管理人のだいちぃだ。8月5日に公開した動画でははじめしゃちょーが、3000万円の費用を投じ、エアコンの修理のほか、照明設備の拡充を含むリフォーム工事を完了させたことを報告している。この動画内にて、リフォーム後の邸宅を案内するはじめしゃちょーをしり目に、忙しそうに業者へ電話するだいちぃがほんの数秒だけ映っていた。
そんな縁の下の力持ちの努力が8月23日、「3億円ハウスの管理人」に投稿された「【空調工事最終段階】3億円の家にクレーン車がやってきた」と題した動画で明るみになった。動画の撮影が行われたのは、空調工事を開始して6日目のこと。3億円の豪邸の前にはクレーン車が停まり、だいちぃによると、「家の前が通行止めになっている」という。クレーン車は古い空調機器を取り出し、新しいものと交換するために活用されていた。リフォーム代が高額なだけあって、実に大掛かりだ。続いて、2階リビング内の照明工事の模様を紹介。一般宅のリフォームではあり得ないほどたくさんの工事スタッフが集結し、高い天井に照明を取り付けるべく、櫓まで組まれていた。これらの工事は数日かけて無事完了したとのことだ。
「リフォーム」をコンテンツ化する場合、通常の住まいであれば、リフォーム後の姿をフィーチャーするのが常道だ。「過程」はさほど重要ではない。しかし、はじめしゃちょーの住まいは過程さえも画になり、そして一本の動画となる。このように、家にまつわるありとあらゆる事象をコンテンツ化できることこそ、3億円ハウスの強さと言えるのではないだろうか。