はじめしゃちょー、3億円豪邸で火事を体験 広大な敷地だからこそ実現した“ためになる”ドッキリに

 YouTuberのはじめしゃちょーが、3億円で購入した豪邸で初の避難訓練を実施した。

撮影中に3億円の豪邸で火事が…

 5月1日に公開した「撮影中に3億円の豪邸で火事が…」と題した動画ではじめしゃちょーは、「今日の動画は防災訓練です」と切り出した。子どもの頃、誰しもが学校などで経験する火災を想定した避難訓練。大人になってからも勤務先の会社などで実施される機会はあるものの、大学時代からYouTuberとして活動し続けるはじめしゃちょーに、就職の経験はない。よって、社会人になってから避難訓練に参加したことがないらしく、「逃げ方とか通路とか何に気を付ければいいか、ほぼ覚えていない」という。そこで、昨年から新たに拠点としている三億円の豪邸で、いつ何時火災が発生しても対応できるよう、自主的に訓練を実施するというのだ。

 もちろん、普通に行っても面白くない。ということで、家屋内にて火災に見立てたスモークを焚いた上で、何も知らないターゲットとともに避難するというドッキリも兼ねた避難訓練を敢行することになった。リアルな火災を演出するため、サイエンスアーティストの市岡元気と、TV・映画・舞台などの特殊効果を担う老舗企業「酸京クラウド」の社員・石川さんを招聘。はじめしゃちょーは、「ターゲットは本当に真剣に火事だと思って訓練も兼ねてやってもらいたいので、ぜひよろしくお願いします」と、2人のスペシャリストに、“火起こし”を託した。

 ターゲットに選ばれたのは、YouTubeチャンネル「ボンボンTV」のメンバーで、YouTuber事務所UUUMの社員兼クリエイターのよっち。四階建ての一軒家である3億円ハウスの1階メインルームに通されたよっちは、はじめしゃちょーとともにダミー企画に興じる。すると、扉の隙間から煙が漏れてくる。ちなみにこの煙は、目などに刺激を与えるものの人体には無害だという。そうとも知らず、よっちは「なになに!?」「煙出てる!」と声を張り上げた。扉を開けると、廊下は一寸先も見えないほど黒煙が充満。おまけに、火災報知器の警報音らしき音まで聞こえてくる。さすがにマズい雰囲気を感じ取ったのか、よっちは「マジでヤバいじゃん。どうすんの? どこに避難するの?」と真剣なトーンではじめしゃちょーに訊いていた。

 外へ脱出が完了したところでネタバラシ。はじめしゃちょーが「というわけで、よっちさん。撮影中に火事になるドッキリでした」と伝えると、よっちは「ちょっとやり過ぎ。マジで。ほんとに死にかけた……」と言って咳き込んでいた。

 スモークの発生という特殊演出を含むドッキリは集合住宅ではまず不可能。それに、ある程度広いスペースでなければ避難訓練として様にならない。こうした“ならでは”の企画を量産できるのことこそ、広大な敷地を自由に活用できる3億円ハウスの強みであり、今後もこうしたスケール感のある企画に期待したい。

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