「Apple Watch Pro」登場か? 次期Appleのスマートウォッチに関する噂
Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」といえば、限定的な高級モデルの「Edition」をのぞき、基本的には「Apple Watch」の1モデルしか存在しなかった。しかし今年は、ついにその上位モデルとなる「Apple Watch Pro」が登場するかもしれない。
定義がぶれ続けたEditionモデル
Appleはこれまで、Apple Watchの高級モデルとして「Editionモデル」を普及させるべく、さまざまな試みをおこなってきた。まず初代Apple Watchでは、本体ケースに18金を採用した100万円以上のEditionモデルを用意。インフルエンサーに配布するなど話題にはなったが、そのセールスは芳しくなかったようだ。
「Apple Watch Series 2」からは、Editionモデルの本体素材を18金からセラミックに変更。なお、傷がつきにくいサファイアクリスタルの風防は受け継がれた。このEditionモデルは「Apple Watch Series 4」にて消滅したが、「Apple Watch Series 5」にてすぐに復活。現行モデルの「Apple Watch Series 7」でも、選択可能だ。
Apple Watchの通常モデルとEditionモデルにデザイン、あるいは機能的な違いはない。チタンケースは傷がつきにくく軽量なのも事実だが、見た目の高級感という意味では艷やかなステンレスモデルの方が目につきやすく、選択する理由が少ないのも事実だ。
大画面なスポーツモデルが登場?
一方で今年の「Apple Watch Series 8」には、大画面ディスプレイと大容量バッテリー、金属製の筐体を採用した「エクストリームスポーツ」モデルが登場するとの情報が、海外にて報じられていた。
Bloombergによれば、Apple Watch Series 8のエクストリームスポーツモデルでは、過酷な使用に耐えられるように金属製の筐体と、割れても飛散しにくいディスプレイが採用されるとのこと。また、ディスプレイも1.9インチから2インチへと拡大され、解像度も向上する。
この高解像度な大型ディスプレイでは、より多くのフィットネスデータをウォッチフェイスにて表示できるという。どうやら、アスリートやハイカーなどからの需要を想定しているようだ。