人気TikTokerが蝋人形になると? 英YouTuberがマダム・タッソーに勝手に忍び込ませる
あるYouTuberが、セレブリティの蝋人形館としてお馴染みのマダム・タッソー博物館にTikTokで人気のインフルエンサー・ハスブラ・マゴメドフの人形をこっそりと忍び込ませることに成功した。
偽の蝋人形を作られたマゴメドフは、TikTokのフォロワー数が120万人の人気インフルエンサーだ。コミカルな動画や他のソーシャルメディアスターとのコラボレーションにより、一夜にしてインターネット上のスターとなった。
いたずらを仕掛けたのはYouTuberのリアム・ベッドフォード。彼が舞台に選んだのはロンドンにあるマダム・タッソー博物館だ。ゼンデイヤ、ザ・ロック、ビヨンセといった名立たるハリウッドスターの蝋人形が展示されている。エリザベス女王の蝋人形も飾られているこの博物館に、「インターネットの王」と呼ぶにふさわしいマゴメドフの人形がないのはおかしいと考えたベッドフォードは、自らの手でマゴメドフの人形を展示することを決意した。
YouTubeに公開された約10分の動画では、博物館の訪問者がマゴメドフの人形と一緒に写真を撮っている様子が映し出されている。さらに、マゴメドフの3Dプリントフィギュアを作る過程と、ベッドフォードと彼のチームがダッフルバッグにフィギュアを忍び込ませ、セキュリティの目をかいくぐる過程も記録されている。
ベッドフォードは英国のメディア・Ladbibleのインタビューで「セキュリティチェックを通過するのがとても不安でした」と語り、「ジョークをうまく受け止めてくれたマダム・タッソーに感謝しなければなりません。予想外でした!」と、続けた。マゴメドフの人形を作る過程では、600ポンド(約10万円)以上の費用がかかったという。
マゴメドフの人形は30分ほど展示された後、博物館のスタッフに見つかってしまい、撤去された。
(画像=YouTubeより)
〈Source〉
https://www.republicworld.com/entertainment-news/whats-viral/youtuber-sneaks-in-fake-wax-figure-of-social-media-star-hasbulla-at-madame-tussaud-watch-articleshow.html