『青春スター』1話ーー予選を通過した実力者は? 13歳の小学生も圧巻のパフォーマンスを披露
次の挑戦者はアイドル派のマンネライン3人組「Tell me」チーム。最年少13歳、小学生のパク・ユリと、14歳のチョン・ナラと16歳のナム・ユジュだが、それぞれ実力はしっかり。
自分たちが生まれる前の名曲「Tell me」を披露し、イントロから揃ったダンスと元気のあるパフォーマンスで審査員を笑顔にした。ユジュのプロ顔負けの表情管理にも注目が集まった。苦戦するアイドル派だったが、見事に3人チームで合格となった。
同派の仲間たちに温かく見送られて舞台に上がったのは、明るさが好印象の25歳キム・ジョンハン。番組名に惹かれて参加を決めたという彼は、パク・ジニョン「Behind You」を披露。優しさが詰め込まれたような甘く耳触りのいい歌声と笑顔が印象的なステージだった。
また、やめようかと思ったほど悩み抜いたという自作曲も、余裕を感じる歌い方とポップな雰囲気、曲と歌詞のクオリティの高さの全てがマッチしていた。持ち前のセンスと魅力で予選をクリアしたが、本人は驚きを隠せない様子だった。
次の挑戦者は、アイドル派のような印象を持ちつつボーカル派として登場したハン・イネ。アイドルを目指しオーディションにも合格していたという彼女は、その雰囲気を感じさせるエネルギッシュな歌声とR&B的なソウルフルさの両方を持っている。加えて可愛らしさも感じるパフォーマンスで会場にいた人の心を鷲掴みに。余裕を持って次のステージへ進んだ。
最後は、島育ちのキム・テヒョン。歌うのが好きというテヒョンは、気持ちを込めて練習したという「Love Poem」を披露した。
あたたかい気持ちになってもらえたらというコメントのとおり、柔らかく包み込むような歌声で会場の空気を自分のものにした。ハイトーンなメロディラインも余裕で歌い上げ、審査員からも絶賛。歓声も上がり、178票を獲得し合格を手にした。
予選から実力をはっきりと感じるステージばかりだった「青春スター」。これからどんな展開を見せ、この中から最終的に誰が選ばれるのかに今後も注目が集まりそうだ。
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