江頭2:50の熱烈な「モスバーガー愛」、なぜYouTubeのヒット企画に？　Ch登録者も300万人を突破

　江頭2:50による昨年のヒット企画「初めてのモスバーガー」シリーズが、約半年の期間を経て帰ってきた。こちらのシリーズは、江頭が56歳にして初めてファストフードを食べるという企画で、忖度なしの感想が人気だ。中でもモスバーガーへの愛は強く、もはや絆とも言えるそのストーリーの一部始終をご紹介したい。

アラ還・江頭の初めてのファストフード

　さかのぼること、約10カ月前。「江頭55歳、初めてのマクドナルド」という動画が投稿される。なんと、55年間の人生の中で『フィレオフィッシュ』以外を食べたことがないという江頭が、マクドナルドの他のメニューに挑戦した。シンプルな企画ではあるが、江頭のこだわりも強いため、次々に辛口な意見と共に酷評を連発。なかなか、ほかのYouTuberには見られない忖度のない感想が視聴者にハマり、現在600万近い再生数を記録している。

　そんなマクドナルドに対しては辛口の江頭だが、もともとモスバーガーの『テリヤキバーガー』が一番好きだと公言。しかしこれも不思議なことにモスバーガーでも同じようにテリヤキバーガー以外は食べたことがないと、「江頭56歳、初めてのモスバーガー」という企画が同じく誕生する。マクドナルドに対しての辛口コメントが嘘のように「モスバーガーはレベルが高い、美味い！」と次々に高評価を連発。その極端なコントラストが面白く、一個人としての江頭の独断と偏見に満ちた忖度ない採点に、コメント欄が沸くこととなった。

モスバーガーへ江頭の愛が伝わった

　そして、モスバーガーへの愛はこれだけでは終わらなかった。動画内で食したコーヒーシェイクがあまりにも美味しかったことを企業側に伝えようと、江頭自ら動画外でお客様相談センターに電話していたのだ。商品の全てが美味しく、特にコーヒーシェイクに感動したと、淡々と丁寧にお客としてコールセンターに伝える江頭に、企画が“マジ”であることが証明される。あまりにも唐突な電話ではあったが、それが無事に社内に伝わったようで、後日モスバーガーより直筆の手紙も届くこととなった。そこには商品開発をする社員一同が喜んでいることや、益々の努力を重ねていく旨が記されており、江頭からモスへの愛がしっかり伝わるという大きな出来事が起こった。