Oculus誕生から10年、メタバースとともに芽吹き始める新たなXRデバイスたち

メタバースとともに芽吹く新たなデバイスたち

 そんなOculusを作り出したパルマー・ラッキーが、自身のブログで「10 Years of Oculus」というタイトルの記事を公開した(※1)。Oculusを生み出し、当時Facebookと呼ばれた企業に買収され、2017年に解雇された創業者による、OculusとVRをめぐる自身の振り返りが記されている節目の文章だ。そして、文中には「今年は、様々な理由で話すことができなかったいくつかのVR技術をようやく発表するタイミングでもある」と記されている。これがなにを意味するのか――私自身もVRが好きな「オタク」の一人なので、ワクワクせざるを得ないところだ。

 2022年はMetaの「Project Cambria」や、PSVRの新型機種『PlayStation VR 2』、Shiftallの『MeganeX』など、VRデバイスにひさしぶりの芽吹きが期待できる一年である。Oculusが生まれてから10年。バーチャルリアリティはメタバースの風とともに、新しい季節を迎えようとしている。

※1:https://palmerluckey.com/10-years-of-oculus/

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