東海オンエアが「現役最強」な理由とは? ワイヤーアクションチャレンジに見る”企画力の高さ”
大人気グループYouTuber・東海オンエアが、プロの協力のもと、ワイヤーアクションに挑戦した。
常に成長を続ける トップに立った今もチャレンジャーである東海オンエア
今まで様々なドラマ・映画風の動画をアップしてきた東海オンエアだが、今回はプロのサポートを受け、自身初のワイヤーアクションに挑戦した。東海オンエア最大の魅力は、何と言っても”企画力の高さ”と捉えるファンも多く、他のYouTuberには真似できないような、「つい気になって見てしまう」と感じる動画が多い。
その企画力を裏付けるのは「ネタ会議」の存在で、メンバーそれぞれが真剣にネタ提案を行うため、長いときには丸1日ネタ会議に時間を費やすことも珍しくないそうだ。すでに2,000本以上の動画を上げている彼らだが、時折「ネタが思いつかない」と口にすることも珍しくなく、企画力が売りのYouTuberだからこそ苦労している一面も明かしている。
しかし今回のワイヤーアクションは、「まだやったことない」「挑戦してみたかった」と語り、プロのアクション俳優たちの協力を得て、映画のワンシーン風に動画を仕立て上げた。いつもの東海オンエアの場合、プロとコラボする際「素人には無理でした」と言わんばかりに、「失敗する面白さ」に走るのが通例。しかし今回はまた一味違った。
ワイヤーアクションに関しては素人のため多少の粗さは目立つものの、完成した動画ではメンバー6人それぞれがしっかりとしたワイヤーアクションを披露。いつものような大爆笑は起こらず、メンバーそれぞれが納得のいく表情を浮かべ、今回は「成功させる面白さ」を感じる動画となった。
東海オンエアはこの動画だけに限らず、「空中ブランコのチャレンジ」「IT企業のガチ面接」など、常に自分たちに経験が無い新しいことへチャレンジする姿勢を崩さない。
今年も岡崎伝道師に任命 止まらない”地元ノリ”の発信力
ファンの間では有名な話だが、東海オンエアは「岡崎観光伝道師」に7年連続で任命されている。最初の任命は2016年と東海オンエアが今ほどの知名度はおろか、そもそもYouTuberという職業が認知される以前の話だ。
しかしその頃から地元愛の強い東海オンエアは、すでに市長から一目置かれる存在。岡崎市は歴史上で最も有名な人物である徳川家康のルーツだが、市長は「今はそれよりも岡崎と言えば東海オンエアをイメージする人も多い」と口にする。
どんなに売れても絶対に東京には出ないとメンバー6人が口をそろえており、それ以外に“地元愛”を公にするシーンは少ないが、しっかりと周りの人々へその想いは伝わっている。
今回プロの協力を得て完成させたワイヤーアクションに限らず、岡崎観光伝道師など東海オンエアは地元ノリを、地元だけに留めず周りを巻き込み全国に発信する力がある。YouTuberとしての活動を通し、地元との完全な協力体制が築けていることは、東海オンエアが「現役最強YouTuber」と称される所以と言っていいだろう。