ゲームボーイでWikipediaにアクセス Wi-Fiに繋がるカートリッジを制作した者現る
1989年4月21日に任天堂が発売した携帯ゲーム機、ゲームボーイ。こちらのゲームボーイのカートリッジを改造し、ゲームボーイをWi-Fiに接続できるようにした動画が話題になっている。
Wi-Fiに接続できるゲームボーイカートリッジを作ったのはエンジニアのSebastian Staacks氏。彼はWi-Fiモジュール「ESP8266」を内蔵したカセットを製作し、ゲームボーイからインターネットやローカルネットワークにアクセスできるカートリッジを制作した。
現時点ではデモバージョンとして、Telnetを使用したテキストベースの通信機能と、Wikipediaにアクセスできるクライアントしか実装されていないようだ。しかしStaacks氏は、「ESP8266のマイクロコントローラーがゲームボーイのために前処理をすることにより、TwitterのクライアントやRedditのブラウザを実装することができるだろう。ESP8266にサービスを実装し、ゲームボーイをインターフェースとして使用するシンプルなコードを書くのは比較的簡単にできる」と自身のサイトで明かしている。
このカートリッジで、オンラインでゲームをプレイしたり、ネットワーク経由でROMライブラリにアクセスしたりすることはできないようだ。また、彼は「私が作ったなかで、最も実用性のないものだろう」と動画内で語っている。Wi-Fi接続を可能としたゲームボーイカートリッジの詳しい作り方は、there outta beのYouTubeにて解説されている。
(画像=there oughta be)
(Source)
https://www.nintendolife.com/news/2021/12/random-game-boy-wifi-cartridge-lets-you-browse-wikipedia-on-a-pea-soup-screen
https://there.oughta.be/a/wifi-game-boy-cartridge