コムドット、なぜ2021年に大躍進? 新世代の顔として駆け抜けた1年を振り返る
2021年YouTube界の顔となった「コムドット」
このように有言実行を続けてきた結果として、彼らはたしかな数字と共に、今年のYoutube界の顔となった。
「Z総研」が今月15日に発表した、Z世代女子を中心としたネット調査「2021年下半期トレンドランキング」。こちらでは「流行ったYouTuber」の1位にコムドット、「流行ったTwitter」の1位にやまと、2位にコムドット。「流行ったInstagram」の1位にゆうた、2位にやまととランキングを総ナメ状態。
先月27日に「モデルプレス」が発表した「YouTuber影響力トレンドランキング」でも、HIKAKINやはじめしゃちょー 、ヒカルなどトップYouTuberを抑え、1位にコムドットがランクインしている。そのほか各媒体が発表する各ランキングでもコムドットが名を挙げており、確実に今年の顔となっていると言えるだろう。
今年8月には、リーダーやまと自身の経験や考え方を収めた初のエッセイ『聖域』も発売。度重なる重版によって、現在発行部数は40万部という勢いも見せている。表紙の帯に書かれた「遅ぇよ時代。」といったやまとらしいセンセーショナルな言葉も話題だ。出版業界が不況の中、1万部以上をベストセラーとする昨今におけるベストセラーと言っていいだろう。
今月2日には、メンバー全員での初写真集『TRACE』も発売。オリコンによる「週間BOOKランキング」では写真集ジャンルで2週連続1位を獲得。累計売り上げは、現在15万部を突破している(20日現在)。
やまとの挑戦的な発言や、コロナ禍においての会食などで度重なる炎上も世間には認知されているが、しっかりとした結果を生み出しているのも、また事実だ。YouTube界がさらなる動きを見せることを、2022年の彼らの活動と共に期待したい。