チョコプラ「悪い顔選手権」小沢仁志らベテラン俳優続々参戦 役者界にも広がる一大ムーブメント

 お笑いコンビ・チョコレートプラネットのYouTubeチャンネルにおける名物企画「悪い顔選手権」にベテラン俳優が相次いで出演している。

 「悪い顔選手権」は、もともとはチョコプラの長田庄平と松尾駿が、万が一逮捕されるようなことになった場合、どちらが、ニュース番組などでよく流れる容疑者逮捕時の映像ライクな「悪い顔」をできるか競い合うという趣旨もと生まれた企画。昨年11月16日に第1弾が公開されると大きな反響を呼び、その後は著名人が挑戦する流れに。これまで、古舘伊知郎、純烈、EXILE ATSUSHIなど個性豊かな面々が参戦し、また、同企画はテレビ番組にも度々移植され、有村架純や乃木坂46の秋元真夏などが強烈な悪相を披露している。

悪い顔選手権【小沢仁志さん編】

 最近は、本職の俳優が立て続けにチョコプラのチャンネルに出演し、「悪い顔選手権」に挑んでいる。12月4日には“Vシネマの帝王”小沢仁志が参戦。これまで様々な作品で反社会的勢力の構成員役を演じてきた顔面凶器の異名を取る小沢らしく、凄みのある強面を見せつけた。松尾からは「こんなストレートな容疑者見ない」と言われ、長田からは「もう映画なんですよ、仕上がりまくってるんですよ」「だいたい普通の人がこういう撮り方をするとやりすぎて変な感じになる。何か痛々しい感じになるんですけど、ここまで作り込んでちゃんとできてるのすごいですよ。やっぱり画になる」と評していた。なお、YouTubeのコラボの通例に則り、同日に公開された小沢のYouTubeチャンネルにも出演。雑居ビル内で自分にとってベストな死に場所を見つけ、イケてる死に様を披露するオリジナルゲーム「死に様選手権」に興じた。

悪い顔選手権【原田龍二さん編】

 12月13日には原田龍二が登場。真夜中の人気のない横断歩道前で立ち止まり意味深な表情で顔をゆっくりと上げる芝居に、松尾は「さすが俳優さんだなぁ」「この表情で悪いことしてるけど、哀愁というか。バックボーンを感じる」と手放しで称賛し、一方の長田も「もうサスペンスになっちゃってる」とその演技力の高さを讃えた。しかし、2年前に不祥事の舞台となったマイカーは登場せず。そのことについて、松尾は「ランクル乗ってて欲しかったなぁ」と不満顔で、長田は「もしリベンジしたいというのであれば、ランクルで…」と呼びかけていた。

 このように有名俳優の出演によって、さらに盛り上がりを見せる「悪い顔選手権」。次はどんな意外な役者が驚きの悪人面を見せてくれるのか、引き続き注目したい。

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