『ドラ恋~Kissing the tears away~』“自然なキス”に涙の嫉妬。ルイが見せつけたさらなる魅力とは

『ドラ恋~Kissing the tears away~』7話

 中間告白にあたる「告白オーディション」の視聴者投票で主演に選ばれたルイ(川合ルイ)×アミリア(夏目アミリア)ペアによるドラマ第4話「もっとずっと…」の本番を迎える。ルイはこれで3度目の主演を飾ることになるが、今話でも彼の魅力が炸裂していた。

 台本で「自分なりの方法で愛情をチャージする」というアドリブがあれば、ルイはギターをかき鳴らし自作のオリジナルソングを弾き語りする。何なのだろうか、この才能の塊は……。

 さらにワードセンスも光る。初めてのドラマ撮影で緊張からか台詞が飛んでしまい、焦りと苛立ちを覗かせるアミリアに「納得いかないの?」と問いかけ、思わず堪えていたものが溢れ出す彼女に「2人で最高なものができればそれで良し」「役じゃなくて素のアミで。アミと自分の会話で(主役が)獲れたんだから、そのままのアミが素敵だってこと」と続ける。それもギター片手にさらっと言ってのけるから、憎い男だ。

 思えばアミリアがルイに惹かれた理由が“自分のこと信じられない時に真っ直ぐ信じてくれた”からであった。この撮影本番のほんの一幕に宿る“2人だけのドラマ”こそ『ドラ恋』の醍醐味だと思い出させてくれる。言葉通り、2人だけの空間、2人だけの時間が流れていた。

 そんな2人のキスシーンは自然と心のリズムが合わせられたからか、あまりに風景にも、作品にも溶け込み、目を奪われるものであった。

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