アニメの世界観をボード上で体感 『鬼滅の刃 人生ゲーム』が通常の「人生ゲーム」と異なる点とは

漫画やアニメでお馴染みのキャラクターを選んでゲームをスタート

 一般的な「人生ゲーム」とは違い、『鬼滅の刃 人生ゲーム』では鬼殺隊員を自分のコマとして使用できる。ジャンケンで勝った人から時計回りに好きなキャラクターを選んでいく。

 コマにする鬼殺隊員を選んだら、それと同じキャラクターカードを選ぶ。ジャンケンに勝った人は禰豆子のカードを追加で所持する。

 「人生ゲーム」では金券を受け渡しするが、『鬼滅の刃 人生ゲーム』では呼吸ポイント(KP)を使う。最初は全プレイヤーが5,000KP保有することになっている。

 準備が整ったら、ジャンケンに勝った人から順にルーレットを回し、それぞれのコマをマスに沿って進めていく。各マスにはさまざまな指示が記載されているため、それに沿って呼吸ポイント(KP)や経験値カードなどを受け渡しする。

 通常の「人生ゲーム」と『鬼滅の刃 人生ゲーム』で進め方が大きく異なるのが、「刻カード」や「お助けカード」のように止まったマスによって昼夜が替わったりアニメでお馴染みのキャラクターが助けてくれたりするところだ。

 昼と夜でマスの指示や鬼との戦い方が変わったり、キャラクターが加勢してくれたりするので、たとえ劣勢でも形勢逆転を狙える。

 『鬼滅の刃 人生ゲーム』は、プレイヤー同士での勝負のほかに『鬼滅の刃』のストーリーを追体験できるのも魅力。コマを進めると「最終選別」や「無惨遭遇」、「無限列車」や「鬼殺隊本部」といったアニメでお馴染みのシーンをモチーフにしたイベントが発生するので、鬼殺隊員になりきって遊ぶことができる。アニメを回想しながらキャラクターになりきって人生ゲームを進められる没入感は、通常の「人生ゲーム」ではなかなか味わえないだろう。

 今回筆者は家族4人でプレイしたが、所要時間は約1時間程度だった。プレイ時間が長いと思うかもしれないが、『鬼滅の刃』の世界に没頭しながら家族で盛り上がってゲームを楽しめたので、想像以上に時間の経過が早く感じるだろう。

 自宅で過ごす時間が長くなりがちな昨今、仕事終わりや休日などに『鬼滅の刃 人生ゲーム』を家族や友人たちと楽しんでみてはいかがだろうか。

関連記事