AppleのARメガネはリリースが近い? ティム・クックの発言と直近の動きから考察

AppleのARメガネリリースを考察

 Appleは昨年、自社製のM1チップを発表して技術的イノベーションを実現した。近い将来、M1チップを超えるようなイノベーションが起こるかも知れない。そのようなイノベーションの可能性に関して、Appleティム・クックCEOはインタビューで明言した。

Self Service Repairにもコメント

 Apple専門ニュースメディア『9to5Mac』は24日、Appleティム・クックCEOがインタビューで発言した内容について報じた。同CEOはアメリカ・ロサンゼルスにあるApple Storeが再オープンするセレモニーに出席し、その会場でロサンゼルスのテレビ局KTLAのショートインタビューに応じた(トップ画像参照)。

 インタビューにおいてクックCEOは、先日発表されたSelf Service Repairに言及した。サービス立ち上げたの理由としては「自分でApple製品を修理したいと思っていて、なおかつ修理する訓練を受けているユーザーがいることに気づいたから」とのこと。そして「自分で修理したいユーザーに修理する環境を提供するのは気分がいい」とも語った。

 クックCEOは、Appleの将来についても語った。「私たちは拡張現実、人工知能、自動運転に非常に焦点を当てており、コアテクノロジーとなるすべてのものに注目しています。そして、そうしたテクノロジーをさまざまな方法で使いたいのです」と述べた。

 また、インタビュアーが「Appleは”次の大きなもの”となる何かを持っていますか」と尋ねたところ「Appleはいつも次の大きなものとなる何かを持とうとしています。そして、幸運なことに私たちは現在、大きなものをたくさん持っているのです」と答えた。

 以上の発言からAppleは極秘で大きなイノベーションを起こすための研究開発を進めており、そのなかには拡張現実、人工知能、自動運転車といったものが含まれる、と推測できる。

Apple Watchリリース前夜と酷似

 クックCEOが言及したAppleの拡張現実に関する取り組みについては、投資系ニュース専門メディア『Investor’s Business Daily』が15日に報じている。その報道によると、モルガン・スタンレーの市場分析チームは、Appleが密かに開発していると噂されているARメガネに関するレポートを発表した。

 上記のレポートは、Apple製ARメガネの開発進捗は、ちょうどApple Watchがリリースされる直前の状況に酷似していると述べている。初代Apple Watchがリリースされる直前、同社はスマートウォッチに関する特許を大量に取得していた。そして現在、同社はARメガネに関する特許を大量に申請・取得しているのだ。こうしたことからApple製ARメガネのリリースは近い、と同レポートは主張している。

 また、同レポートはARメガネに関する世論調査の結果を引用している。アメリカで著名な世論調査機関であるHarris Pollが6月に行ったARメガネに関する調査によると「Apple、Google、Samsung、Amazon、Microsoft、Metaのうちどの企業のARメガネを最初に購入したいか」と尋ねたところ、Appleと答えた回答者がもっとも多かった。

 同レポートは、総合的に見てAppleのARメガネがリリースされることによってARメガネ市場が台頭するだろう、と結論づけている。



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