話題の「着るコタツ」、ワークマンと無印良品の新商品を比べてみた
今シーズン、ワークマンと無印良品からヒーターウェアの新商品として「ブランケット型」が登場した。そこで両者を比較しながらその特徴をチェックしてみる。
ワークマン vs 無印良品 新商品ヒーターブランケット比較
ベストタイプのヒーターウェアがメインだったワークマンから今年新たに登場したのが、ブランケットタイプの「ヒーターマルチブランケット」。価格は2,900円だ。
一方、無印良品からも同じブランケットタイプの「洗えるUSBブランケット」が新商品としてリリースされた。こちらも2,900円で、両者とも携帯バッテリーで場所を選ばず使用できる。
価格、充電スタイルは同じ商品だが、アピールポイントが異なる。
ワークマンのブランケットは6WAYスタイルで使えるというところを一番のウリにしている。
一方無印良品は、ネーミングにも使われている通り「洗える」ところがポイントとなっている。
ざっくりとした両者の共通点と相違点を挙げて比較してみたが、ここからは、それぞれの商品を詳しく見て見よう。
ワークマン「ヒーターマルチブランケット」
ワークマンの「ヒーターマルチブランケット」はブランケット、ポンチョ、ベスト、ハーフパンツ、マフラー、ラップスカーと6つのスタイルで着用することができる。
サイズは約65×135cm。素材はポリエステル100%で、表と裏の上方部分はツルツルした生地。裏地の下方部分はフリースタイプで中綿が入っている。
スイッチを入れて約10秒であたたまる電熱ヒーターは2ヶ所に配置。電源については別売りの専用の8Vバッテリー(ハーフバッテリー:4,900円)を必ず使用するようにとの注意書きがある。
その別売りの8Vのハーフバッテリーを使用した場合、フル充電には約3時間かかる。温度調節は3段階高・中・低のほか、バッテリーの出力を強・弱にすることができるようになっている。フル充電した場合の持続可能時間は、「高」✖️「強」で約4.3時間、「低」✖️「弱」で約23時間となっている。
ブランケットを広げてみると、数多くのスナップボタンが目につく。特徴でもある6変化にはこのスナップボタンを使用する。その留め方にについては裏地に図解がプリントされている。また、スナップボタンがチャコール色、ネイビー色、赤色のラインが入っているものと区別できるようになっており、同じ色のボタン同士を留めていけば出来上がるようにも工夫がされている。
ケーブル端子には保護キャップがついており、洗濯することも可能。ただし、洗濯機、乾燥機、ドライクリーニングは不可。手洗いで日陰の自然乾燥のみとなっている。