自宅内でピカチュウが大暴れ! 『超速PikaTune!』の速さと凄さを徹底レビュー

『超速PikaTune!』の速さと凄さ

 いまや世界中で認知されているアニメ『ポケットモンスター』は、テレビゲームやカードゲーム、フィギュアやおもちゃなど、様々なジャンルで商品を開発・提供しており、大人から子どもまで幅広い世代で親しまれている。

 『ポケットモンスター 赤・緑』からポケモンに親しんでいる筆者は、現在は息子と一緒にアニメやゲームなどを楽しんでおり、世代を超えて共通の楽しみを持てる嬉しさを日々感じているところだ。

 そんなポケモンに関して、株式会社タカラトミーは2021年10月2日に新たなおもちゃ『超速PikaTune!』を発売開始した。ポケモン好きな子どもがちょうどラジコンを欲しがっていることもあり、早速新しいおもちゃを親子で体験してみることにした。

『超速PikaTune!』の概要

 『超速PikaTune!』は、ピカチュウの形をしたRCトイ(ラジコン)で、ざっくり説明すると、画像左側にあるコントローラーを使用して、本体のピカチュウを動かすというおもちゃだ。

 しかし、それだけではただの幼児用のおもちゃだと思われかねない。対象年齢が6歳以上と設定されているように、『超速PikaTune!』ではダッシュやバック、左右旋回といった基本的な操作に加えて、二本脚で立ち上がり高速回転させることもできる。これらのアクションをうまく組み合わせれば、まるでアニメやゲームなどで見るピカチュウが自宅で走り回っているかのような感覚を得られるだろう。

『超速PikaTune!』の素早い動きについて行けるか

 『超速PikaTune!』は、本体はUSB方式で充電し、コントローラーは単4電池2本をセットする必要がある。電力を確保したら本体とコントローラーの電源を入れ、ペアリングが完了するまで待機しよう。コントローラーのトリガーを引いて本体のタイヤが動けば、ペアリング成功だ。

 ちなみに、『超速PikaTune!』は最大10台まで同時走行させられる。兄弟姉妹や家族、友人たちと集まって遊べば、大いに盛り上がるはずだ。

 上の画像は、7歳になる息子がコントローラーを操作する様子だ。子どもの手にピッタリおさまるサイズなので、大人用のラジコンがうまく操作できない子どもでも簡単に使いこなすことができる。もちろん、大人でも問題なく操作できるが、大きさはキッズサイズなので少々小さく感じるのは致し方ないだろう。

 これは四足歩行モードで遊んでいる様子だ。屋内用のおもちゃではあるが、予想以上にスピードが出ることに驚かされる。室内にある程度のスペースが無ければ、すぐに壁や障害物に当たってしまうので、操作に慣れるまでは広い場所で遊ぶのがおすすめだ。

 また、『超速PikaTune!』はコントローラーのトリガーを強く引くほど速く移動する。そのため、スピード調節が難しければ、「ビギナーモード」に設定すると年齢の低い子どもでも操作が容易になる。「ビギナーモード」は、コントローラーのステアリングを左に回しながらLボタンを長押ししなければならないので、大人が設定してあげよう。

 コントローラーのトリガーを「カチッ」とクリック感があるところまで引くと、ピカチュウが立ち上がり二足歩行モードに切り替わる。立ち上がった時に見えるピカチュウのやる気満々の表情からは、バトルへの熱意が感じられる。

 二足歩行モードでは前進・後退できないが、ステアリングを回しながらトリガーを引くと、ピカチュウが高速回転する。ペットボトルなどに尻尾を当てて倒すと、「アイアンテール」をキメているように見えるはずだ。

 「ピカチュウ、アイアンテール!」「ピカチュウ、電光石火!」などと言いながらサトシになりきって楽しそうに遊んでいる子どもを見ると、『超速PikaTune!』が没入感を存分に味わえる魅力的なおもちゃであることをしっかり感じられた。

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