にじさんじ初の謎解きイベント『文野環を探せ!』に参加してみた

にじさんじ『文野環を探せ!』に参加してみた

 今回、9月18日にZepp Osaka Baysideで開催された、にじさんじ初の謎解きイベント『名探偵シェリン&三枝 最初の事件〜いなくなった文野環をさがせ!〜』に参加した。

 テーマは「日頃依頼が来ることのないシェリン・バーガンディの探偵事務所に舞い込んだ『いなくなった文野環(ネコ)を探してほしい』という依頼を受け、シェリン&助手の三枝明那とともに謎解きをしていく」というものだ。

 公演は3回行われたが、筆者はそのうちの3公演目に参加した。会場近くは開演30分前から人だかりができており、20分前からは列になり入場の準備が始まる。グッズ売り場は終演後に入れないため、事前に足を運ぶ人もみられた。

 開場すると、コインをドリンクと交換し、会場に案内される。会場内は撮影・録音禁止のため、画像はないが、スクリーンに今回のタイトルが映し出され、どこか不思議な音楽が流れていた。1席ごとに間隔が空けられた各座席には「謎解きキット」が置いてある。中身は、指示があるまでは開封禁止の「謎解きの封筒」、ボード、キャップ付きの鉛筆が2本、消しゴム、リストバンドの5点だ。リストバンドは透明だが、スイッチを入れると「いなくなった文野環をさがせ!」の文字が赤く光る。

 開演の5分ほど前には、シェリンによる注意事項やお願い、コロナ対策に関するアナウンスがあり、参加者の期待感は高まる。どうやら場所の移動があるらしい。謎解きの解答が分かったら、会場の外にあるチェッカーポイントに移動し、確認してもらうというシステムのようだ。メインの会場内だけでなく、ロビーや会場の外まで出ていくなど、建物全体を存分に活用した大型謎解きイベントとなっている。

 はじめの挨拶は、世の中の謎を追い求める青年・シェリンが登壇。今回のイベントについて仕様を説明し、「探偵は持ち物を隅々まで見ることを忘れてはいけない」という心得を教えてくれた。

 挨拶が終わると、文野環が登場しバク転らしきものを披露していた。探偵事務所では、シェリンが暇そうに依頼を待ち、助手の三枝明那がパソコンの前に座り、『ARK: Survival Evolved』のようなゲームをしている様子だ。ギガノトサウルスの話で盛り上がっていた2人だが、暇つぶしに「名探偵あっちむいてほい」か「名探偵しりとり」をすることに。客席に向けて拍手でアンケートを取り、「あっちむいてほい」に決定。「最初は妙だな」「犯人はお前だ!」「やっぱりお前だ!」「あっちに逃げたぞー」といったように、独特な「あっちむいてほい」が行われた。

 そんなところに、依頼人の森中花咲と家長むぎが「助けて~」と事務所に舞い込む。訳を聞くと、文野と遊ぶ約束をしておりネコカンまで用意していたのに、待ち合わせに来ないらしい。スマホを開くとなんと配信をしている文野の姿が。”やばいこと”をすると言うネコは火薬を貰いに行くんだとか。「文野環行ってほしくない派」と「文野環はよいけ派」で、客席に向けて拍手でアンケートを取るも、はよいけ派が多い気が…….。そんな話をしていると文野は配信を終え、シェリンと三枝、参加者で一緒に謎解きがスタート。制限時間は95分。会場では、シェリンと三枝が随時ヒントを出してくれるようだ。

 謎解きは各自で行う。座席に置いてある一つ目の封筒を開くと、「文野環のなわばりを調査しよう!」というSTEP1の紙が入っており、7問の謎がある。全て解き解答を導き出せたら、会場の外のチェックポイントでチェッカーに確認してもらう。正解の場合はSTEP2の封筒を受け取る。次は「でびでび・でびるに会おう!」という目的で、「会いたい人のことを念じながら解き明かすとその人に会える」という謎解きシートを解いていく。

A~Dの4問を解き、キーワードを導き出し、再度チェッカーに持っていくとそこでどうやらでびでび・でびるの元へ火薬を貰いに行ったということが分かる。解答が合っていれば、でびでび・でびるに会えるカードを入手できる。そして、でび様に会いに行く。

 カードを持っている人は、約10名ずつ「でびでび・でびるの部屋」に入り、話を聞く。目の前で動くでびでび・でびるは「崇拝しろ~」といつもの調子で、アクマらしく可愛く恐ろしい様子だった。聞くところによると、文野環は火薬を持ってすでにどこかへ行ってしまったようだ。意地悪な悪魔はそう簡単に居場所を教えてくれない。「アクマ語」を解き明かせば、その居場所に繋がるという。

 STEP3の紙には、10個の謎解きと謎の表が書かれている。全て謎を解いても答えは導かれず、表が50音表であることに気付かなければならない。5文字の答えである「ユメセカイ」を解き明かし、裏面を見てみると「?????に行く方法を考え、6文字のキーワードを導け」とある。他に問題はないはずなのに、新たなキーワードを見つけ出さなければならない。

 ここで、シェリンが初めに言っていた探偵の心得「探偵は持ち物を隅々まで見ることを忘れてはいけない」を思い出そう。隅々まで振り返ると、STEP2の「会いたい人のことを念じながら解き明かすとその人に会える」万能な召喚シートがあることに気付くのではないだろうか。これがわかれば、次に進める。夢世界のマスターであるベルモンド・バンデラスを念じながら、問題を解いていくと6文字のキーワードが出現。答えがわかれば、再度チェッカーに見せに行き、今度はベルモンド・バンデラスに会えるカードをゲット。夢世界を訪れることができる。

 先ほどのでびでび・でびるの部屋同様、10名ほどずつバーの店内に通される。参加者との会話が行われた後、「文野環はナイフを持って行った」ということがわかる。そして、どうやら「最強の計画書」というものをベルモンドのお店に落としていったようだ。これは文野環がメッセージを伝えるために、意図的に落としていったのだとか……。

 STEP4では「謎を読み解き、文野環の願いをかなえよう!」というのがミッションである。このラストミッションの封筒には、NO.1、NO.3、NO.4のノートの切れ端3枚が入っている。NO.1には、持ち物チェックと様々な準備物、そして早起きチェックと書かれてある。NO.3とNO.4は謎解きで、「イエス」「ノアイダヨメ」という答えが分かる。しかしNO.2はないのだろうか?もう一度、持ち物である前の謎解きシートを確認してみる。すると、STEP1での縄張り探索の際にあった謎解きの一つに、似たようなノートの切れ端がある。これにはちょうどNO.2と書かれてあり、答えは「ノート」である。繋げると「ノートイエスノアイダヨメ」と出てくる。NO.1のNOとYESの間を読んでみると、「ねこかんよういしてまってて」と書かれてある。文野環の願いとは大好物である「ネコカン」だったのか! これでクリアだ! と思いきや、まだ終わりではないらしい。

 ラストは探偵ものらしく「だれがネコカンを持っているのか」を考えなければならないのだ。今回の依頼を最初からよく振り返ってみると、そういえば依頼人である家長むぎと森中花咲が「環ちゃんのためにネコカンを用意して待ってた」なんて言っていたような……。つまり最後はこの依頼人に会いに行かなければならない。使うのは何度目だろうか、超万能「会いたい人のことを念じながら解き明かすとその人に会える」謎解きシートを再び取り出す。これで依頼人のことを念じながら解いていくと……。これが最後の謎解き。正解すると、最後のクリアカードを手に入れられる。依頼人に会い、ネコカンを手に入れることができたのだ。今回の事件はこれで一件落着となった。

 95分の制限時間が終了し、答え合わせが始まる。今回の謎を全て解けた人は会場にいた300人中106人だったようだ。

 最後に文野環が言っていた“ヤバイ配信”とやらを見てみることになる。すると、「今日はなんの日?」と問いかけ、正解は文野環の誕生日だったようだ。毎日が誕生日らしい。そこで、でびでび・でびるに貰いにいったという「火薬」を使って、花火を打ち上げ、誕生日用のネコカンケーキを切るために「ナイフ」をベルモンドに貰ったのだ。

 文野環の案で、全員に配られたリストバンドをろうそくにみたて、息を吹きかけたら客席の参加者は赤い灯りを消すというのには、見ていたメンバーも少し感動している様子だった。

 これで事件と謎解きは一件落着。これから名探偵シェリンは修行の旅に出るのだとか。エンディングでは、三枝明那の挨拶で幕を閉じた。

 第三部では、最後に7人全員が登壇し、それぞれが感想を述べていた。



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