カンブリア宮殿で紹介された「ティファール」の意外なヒット家電とは?
8月26日放送のカンブリア宮殿では、有名調理器具メーカー「ティファール」が特集された。
ティファールは「取っ手のとれるフライパン」などの調理器具が目立つが、そのほかにも電気圧力鍋などの調理家電や衣類スチーマーなどの生活家電でもヒットを生み出し、日本市場で存在感を高めている。ステイホームの時間が増え、自炊をするようになった人も増えたが、一方で長引くステイホームから自宅での手料理がだんだんと億劫になってきた人も多いのではないだろうか。今回は、番組で紹介されていた便利で美味しい料理が作れるティファールの調理器具と、家事の手間が省ける生活家電をご紹介する。
家族に嬉しいほったらかし家電、クックフォーミー
「クックフォーミー」は、材料を入れ、スイッチを押すだけで煮込み料理が数十分で完成する、“ほったらかし家電”だ。調理器具だけで270アイテムもあるティファールのラインナップの中でも、売り上げ絶好調だという。
2~6人分作れるので、一気に作りたいファミリーや作り置きにも大活躍。共働きの家庭にとっては嬉しい時短製品だ。
献立選びにも、もう悩まなくて良い。「クックフォーミーの専用アプリ」を使うと、簡単に献立が選べ、レシピの食材・分量・調理手順もわかる。機器には「内蔵レシピ」も組み込まれているので、スクリーンに表示されるレシピを選べば、材料を入れ手順通りに進めるだけ。
予熱時間も短くすぐに圧力調理が開始するため、待つことなくあっという間に調理がスタート。一般的な電気圧力鍋600-700Wと比べ予熱時間を最大1/2まで短縮できるという。内部の蒸気をにがさないように密閉して100℃以上の高温で調理するので、食材の火の通りも早い。肉じゃがが、なんと加圧時間3分というのは驚きだ。
スタジオでは、豚の角煮の調理が実演された。お肉がお箸で切れるほど柔らかくでき、出演者も美味しさに驚いていた。
“鋳物”だからご飯がふっくら。「キャストラインシリーズ」
キャストラインシリーズは、「アルミ鋳物」の調理家電。鋳物とは、加熱して溶かした金属を型に流し込み、冷えて固まった後、型から取り出す製造法だ。
「アルミキャスト製法」により、鉄に比べて約65%も軽く、“鋳物は重い”という常識を覆す。女性やお年寄りでも簡単に扱える。
重量は軽いが、鋳物の良さは調理に十分に生かせる。底面の厚さで高い蓄熱効果を発揮し、ムラなくじっくりと加熱。火加減が難しい調理も、熱がソフトに伝わるので素材の風味を生かした仕上がりになる。
例えばキャストラインシリーズの「ライスポット」でご飯を炊けば、かまど炊きのようなふっくらとした仕上がりになるのだ。