中国で200以上の小学校や高校が、AIでスマートキャンパス化に成功した背景

 バージニア・ユニオン大学によると、平等社会へと通じる出発点が教育であり、少なくともApple製品はその教育の実現のために有用なツールとなり得るという。また、スマートキャンパスは21世紀の大学にとってまさに理想の学習環境であるという見解を示している。

 コロナ禍がもたらしたものは負の側面のみでない。「安全」とは何かをはじめ、コロナ禍だからこそ気付かされた点も多々あるはずだ。コロナ禍の世界では、前例のないスピードで、誰しも予測できないほどに社会が目まぐるしく変化した。そんななか、香港科技大学はその状況は21世紀の世界そのものにも当てはまるとし、サステナブルな未来を構築するグローバルミッションのために発見やイノベーションを加速化する“生きたラボ”としての大学を再定義。短期的な獲得ではなく、長期的な価値に重きつつ人間の繁栄を創造するという、サステナブルな思考を育てることが次世代の大学に求められていることを強調した。

 コロナ禍にをきっかけに学校現場で導入されたオンライン授業。コロナ禍に伴う一時的な措置にとどまることなく、恒久的な制度として取り込むとともに、学校の在り方そのものについて見直す時が来たと言えよう。

〈Source〉
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https://www.vuu.edu/news/virginia-union-university-launching-smart-campus?utm_source=pocket_mylist
https://www.weforum.org/agenda/2021/07/universities-sustainability-hong-kong/?utm_source=pocket_mylist

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