『わたママ』3話ーー「現役女子高生ママ」が子育てと仕事、学業を両立できる理由

『わたママ』3話レビュー

 仕事を終えて、帰宅すると再び「ママ」としての時間がスタートする。娘の食事を作り、お風呂に入れて寝かしつけると、ほっと一息。そこからは「妻」として、夫婦の時を楽しむ。恋人としての時間を大事にしているという2人。スイーツを食べながら、アニメや映画を見たり……。「社会人」「ママ」として気を張っているまやにとって、夫・しゅんと2人の時間は、肩の力を抜いてリラックスできるひとときなのかもしれない。

 そんな2人の仲良しの秘訣は、“今日のありがとう”を言い合うこと。お互いへの感謝の気持ちを忘れないため、どんなに眠くても毎日言うようにしているそうだ。

 「保育園に連れてってくれてありがとう」「ご飯美味しいって言って食べてくれてありがとう」「ケーキ屋さん行った時、プリンだけって言ったのにケーキも一緒に買ってくれてありがとう」(まや)

 「一緒にお買い物に行ってくれてありがとう」「ご飯作ってくれてありがとう」「洗い物してくれてありがとう」「今日も1日一緒にたくさん笑って一緒に話して一緒にいてくれてありがとう」(しゅん)

 何気ないことでも、感謝の気持ちを言葉にすることで、優しい気持ちになれることだろう。毎晩の決まりにすることで、相手への「ありがとう」を見つけることにもつながる。だからこそ、2人はお互いを尊重し合えているのだろうなと感じた。

 最後は、「学生」としての表情。エステ、ブライダル、ネイルなどトータルビューティを学べる美容学校に通っているまや。同級生から、「友達想い、責任感ある、可愛いし、面白い!」と絶賛されて照れている時の顔は、普通のティーンのようだ。彼女にとっても、「学生」に戻れる学校は大切な場所なのだろう。

 そんな「学生」としての彼女を、まやの母は心配しているという。「本当にしょっちゅう言われるんですよ。学校今日行った?とか、いつ行くの?とか。言われなくても分かってる!みたいな……」と話す時は、「娘」の顔に戻っている。「学生も目一杯楽しんでもらいたい」という母の想いを胸に、「ママ」「社会人」「妻」「学生」として日々奮闘している。

 次週放送のEpisode4では、“パパママになって1年生。変化したこと、今思うこと”が語られる。娘の初登園日や、離乳食作りなど夫婦二人三脚での子育てが映し出されていく。

■番組概要
『普通の女子高生だったはずの私が 16才でママになって知ったことは、』
配信日時:毎週火夜10時~
配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1538

(C)AbemaTV

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