所ジョージ、愛車の「カスタムハーレー」を披露 独自のYouTube論から垣間見える“自由な生き様”

 言わずと知れた所ジョージの秘密基地・世田谷ベース。自動車に自転車、モデルガン、プラモデル、フィギュア、雑貨など、こだわりのお宝が眠るこの大人のおもちゃ箱から、お気に入りのバイクコレクションの一部が披露された。

 所は7月13日、自身の公式YouTubeチャンネル「所さんの97チャンネル」に公開した動画で、世田谷ベースのガレージから好みのカスタムを施した愛用のバイク「HARLEY-DAVIDSON SUPER GLIDE III」を出し、その調子を見ていくことにした。早速跨ると、「どうですか。この足付きの良さ。スーパーカブ並みでしょ?」とニヤリ。

90/250/2000cc!? 所さんのカスタム・ハーレー / HARLEY-DAVIDSON SUPER GLIDE Ⅲ

 カスタムした愛車の話を求められて、多弁にならないバイカーはいない。YouTubeの撮影スタッフからカメラを向けられ、必要以上にあれこれと細部にわたって説明した所だが、ふと我に返り「結局さ、こうやってオートバイの説明しちゃうじゃん。だからダメなんだよ、俺。説明なしに単純にエンジンかけて『かっこいい』でいいんだよね。どうも、『こういうの付けた時はこうしたほうがいいんですよ』って言っちゃうんだよな。うるせえな、俺。自分で思ったよ今(笑)」と自嘲した。

 また所は、足付きの良さを実証するべく、ガレージの奥から「90㏄のハーレー」として、スーパーカブを引っ張り出し、2台を並べて比較。さらに今度は、「250㏄のハーレー」として「ホンダ CB250T」を持ってきた。「これがまた素敵なんだよ」と言い、CB250Tのエンジンをかけると「これがハーレーの鼓動ですよ。かっこいい」と声を弾ませた。もはや、ハーレーにかこつけて、お気に入りのバイクを紹介したいだけといったノリに。その後、再び冷静さを取り戻し「そもそも250撮影しなくていいからね、なんで出したんだろ?」とつぶやき、いそいそと車庫に閉まっていた。そんな気ままな撮影スタイルも、自由人の所らしい。

 一通りバイク自慢を終えると所は、「オートバイを撮影しようとなるとさ、ど~しても自慢したくなっちゃうんだよね」と苦笑し、「よく『自慢』って言われるけど、自慢以外ないからね。他に何があるの? だから、こんなバカな人の自慢から吸収できることを見つけようぜ! っていうチャンネルだよ」とこじつけた。

 そして、「いろいろな意見があるだろうけど、(意見は)言わない! 広告が付いてないんだから、このチャンネルは。サービスなんだから。『世田谷一郎』もそうだけど、10年ぐらい(YouTubeを)無収入でやってるから」と明かし、「だから、拾ったものにクレーム言っちゃダメ。ゴミ置き場から拾ってきた冷蔵庫を『壊れてんじゃねえかよ』って言っても、あれ、壊れてるから捨ててるんだからね。クレーム言っちゃダメ。拾い物に何か言っちゃダメ。他のYouTuberの人は広告貼ってお金が動いてるから言ってもいいけど、これはただただボランティア」と独特の言い回しで説いていた。

 拾いものにしては豪華で、ボランティアにしてはサービス精神旺盛な所のYouTubeチャンネル。今後どんな秘蔵のコレクションを紹介してくれるのか。引き続き、注目していきたい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる