『私たち結婚しました』1話ーー野村周平、さとうほなみに「ちゃんと幸せにします」 “7日間の結婚生活”が幕を開ける

『私たち結婚しました』1話レビュー

超アウトドアと超インドア夫婦、趣味の違いをどう乗り越える?

 野村周平と、さとうほなみが初めて対面したのは、まさかの結婚式場。新婦のさとうは、結婚相手が誰なのかを知っているが、新郎の野村は、知らないまま式場で相手の登場を待つ。ウエディングドレスに身を包んだ新婦のベールをあげた瞬間に、“7日間の結婚生活”をともにする相手が発覚するというドラマチックな演出に、早くも胸が高鳴る。

 野村がベールを上げると、そこには張り詰めた様子のさとうの姿が。そんなさとうの緊張をほぐすために、率先して野村が雰囲気作りをしていく。すると、「(相手が自分だとわかったとき)うわ、とか思われたら悲しい」と不安を吐露していたさとうの心が次第に解けていくのが伝わってきた。

 そんななか、漫画家の東村アキコが監修した“ラブミッション”が届く。その内容は、「指輪を交換し相手の目を見て誓いの言葉を交わしてください」というもの。野村が、「擬似結婚ですけど、ちゃんと幸せにしたいと思ってるんで、お願いします」と頭を下げると、さとうは、「幸せにしてくれるんですか?」と照れ笑い。

 そして、「ここからはタメ語で!」と約束を交わしたあとは、息の合った恋人のような空気感を漂わせ始めた。ウエディングフォトの撮影時、額をくっつけ合う2人の姿は、永遠の愛を誓う本物の恋人のようで、MCのノブ(千鳥)も、「もう付き合うやん!」とツッコミを入れるほど。

 だが、新居に向かう車のなかでお互いの趣味が真逆なことが発覚する。野村は多趣味で超アウトドアだが、さとうは「ずっと室内にいる」と宣言するほどの超インドアなのだ。一見合わないような真逆な2人に見えるが、初対面でここまでハッキリと“ちがう”部分について会話ができるということは、ある意味かなり心を開いているようにも見える。

 やはり、さとうもそう感じていたようで、「趣味が合わないだけで、人間性が全然合わないわけではない」と語っていた。“結婚するなら……”と考えると、趣味や楽しいと思うことが同じ方がいいと思う人が大半かもしれないが、今後2人の結婚生活を見ていくうちに、その考えも変わっていくような気がする。

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