美容整形はもはや隠すものではない? YouTubeで手術のビフォーアフターを披露する芸能人たち
宮迫以外で最近、美容整形について発信したYouTubeの有名人というと、元レペゼン地球で現Repezen FoxxのDJ社長が挙げられる。
DJ社長は今年3月、世界進出に向けて自身のビジュアルを洗練させるべく、韓国に渡って整形手術に臨んだ。6月20日公開の「DJ社長がやった整形の詳細を全て公開します」と題した動画では、輪郭・鼻・目の手術代が総額248万円だったこととともに、各箇所にどのような施術を行い、また、施術毎にどの程度費用がかかったかについて公表した。
また、容姿を整えることを目的とした施術として、元乃木坂46の伊藤かりんは下顎前突症の手術をするにあたり、入院・手術の報告から、実際の入院生活~退院までの記録、手術後の顔公開まで、その一部始終を自身のYouTubeチャンネルで伝えた。さらに、グラビアアイドルのRaMuは5月11日に、小顔効果があるとされる「エラボトックス注射」に挑戦する模様を公開した。
先述の動画でDJ社長は、自分の“整形体験”を発信しようと思った理由について「そもそも整形に興味がある人、整形してみたい人はとんでもない量いる」と述べ「そういう人からすると有難い情報なのかなと思った」と説いていた。
整形手術をするかどうかは、今も昔もセンシティブな問題だ。整形希望者の中には、誰にも相談できず、ネットの情報を頼りにする人もいることだろう。しかし、多種多様な情報が溢れるネットやSNS上では、何が正しい情報なのか判断が付きにくい。けれども、顔にかかわる施術の情報は正確なものでなければならない。だからこそ、著名人やインフルエンサーが責任をもって自身の整形体験を発信することは、ユーザーにとって価値のある情報となり得るのであり、そのため、大きな注目を集めるのだろう。