学生の助けとなるのか? 学割まとめアプリ「GAKUWARI」が登場
ありそうでなかった「学割まとめアプリ」。大企業が運営している既存のアプリとしては「アプリ部」があげられる。マイナビ学生の窓口の新たな部署「アプリ部」が学生のためのアプリとして今年2月から配信。企画構想自体は以前からあったようだが、「GAKUWARI」同様、最近リリースされたばかりだ。
現在アプリ部で掲載されている学割は19種類。掲載数は少ないが、利用したいと思うサービスは多い。例えば『ウイルスバスタークラウド』の10%オフ+2ヶ月プレゼント。PCのウイルス対策が必要なのは重々承知している。しかし、軽視されがちなのか、筆者の周りでソフトを入れている学生は意外と少ないように感じる。『Microsoft Word』や『Microsoft Power Point』は、大学生活の中で絶対に使う機会がある。しかし、ウイルス対策は案外盲点なのではないか。アプリ部が学生に届けたいのは「社会体験」。マイナビ学生窓口のwebサイトも同様のコンセプトだという。旅行やレストランなど華やかな社会体験も価値がある。しかし、ウイルス対策のように身を守るツールも社会体験には欠かせないのではないか。
近年の社会問題の一つとして貧困学生があげられる。コロナ禍で親の会社の経営悪化や倒産の影響が重なり、より一層窮地に立たされている。前述した学割まとめアプリ「GAKUWARI」が解決したい問題は「学生の貧困」。学割は貧困学生にとって大きな力となるのだ。学生の時間を自由に、そして有意義に過ごすために、アプリで学割を余すことなく活用できることを願う。
(画像=Unsplashより)