“路上の伝説”朝倉未来が登場 『格闘DREAMERS』episode8、ついに最終審査の対戦カードも発表

『格闘DREAMERS』episode 8レビュー

 1週間後。いよいよ最終審査となるチーム戦の対戦カードが発表された。

 第1試合は平本丈VS鈴木崇矢。18歳と16歳、10代同士のマッチアップとなった。

 平本は、入れ替え戦によってDREAMERSに加入。

 鈴木は「丈くんが入ったときから、薄々やるんじゃないかなって思ってたんですけど……。僕のやることはひとつなんで。ちゃんとぶっ倒して、所属を掴み取ります」と決意を新たにする。

 対する平本も「ライバルじゃないですけど、同じ10代同士で。でも勝つことだけを考えてます」。

 平本は、入れ替え戦の際に足の小指を骨折してしまったが、対戦当日までには完治する予定だ。

 第2試合は山内渉VS安永吏成。

 実はこの2人は、今回のオーディション以前から同じジムで練習しており、お互いを知り尽くしている関係性。

 山内は「隠し球をもっていく」と不敵な宣言。

 対する安永は、もともと痛めていた右膝に加えて左膝も故障しており、コンデイションに不安が残る。

 高谷からも「ここで派手にアピールしていかないと所属を勝ち取れない」と忠告され、安永は「すべて出しきって男をみせたいと思います」と吠えた。

 3試合目は出稽古で2連敗し、寝技に対する弱さを露呈していた柳田と、レスリング出身の岡田達磨の対決。柳田にとっては相性最悪の相手だ。

 しかし、岡田も右膝の靭帯をケガしており、ここで無理すると選手生命を絶たれる可能性もあるという。岡田は「ケガを理由にしないくらい仕上げてくる」と誓った。

 4試合目は高木オーディン祥多VS八木敬志。

 合宿でのスパーリングから数えると、3度目の顔合わせとなる。

 これまでの結果は高木が2連勝。

 八木は「リベンジの機会を与えてくれてありがたい」と燃えるが、前哨戦では見せ場の無いまま判定負けしており、ここで結果を出さないと後がない。

 高木は柔道をベースとした組みの強さを評価されているが、課題は「気持ちの弱さ」。

 岡見は「恐怖心が試合に出てしまっている」と指摘。

 高木もそれは理解しており、「柔道のころから負けたらどうしようっていうのが強い。今回は腹くくって殺すぞという気持ちでいく」とスイッチを入れた。

 残り4名となり、組み合わせ的にはあと2試合。参加者の誰もがそう考えていたときに、高谷が予想外のことを口にする。

「このあとの選手は、チーム対戦ではなく外敵と戦うことになります」

 すでにプロレベルの選手には、外部から招聘した選手と試合をしてもらい、その結果をみて判断するというわけだ。

 外敵4連戦、まず名前を呼ばれた漆間の対戦相手は吉村海飛。アマで7連続KOを記録した極真空手出身のストライカーで、スランプ気味の漆間にとって高い壁となる。

 齋藤奨司の相手は、全日本アマチュアパンクラスのフェザー級で優勝した田嶋椋。柔道がバックボーンで、寝技に強いグラップラーだ。

 齋藤は「自分も寝技のレベルアップが出来てるんで、いま持ってるものを出し切る」と気合充分だ。

 宇佐美正パトリックが対するのは、同じストライカータイプの日高健太郎。DEEPフューチャーキングトーナメントに優勝した強豪で、バチバチの打撃戦が期待される。

 そして最後に出場する中村倫也の相手は、同じレスリングのバックボーンを持つ新井拓巳。レスリングの実績としては中村のほうが上だが、新井はMMA歴3年の猛者。

 中村も「こんな所で落としてられない。100%勝つ」と力強く宣言した。

 高谷は「すべて出しきって勝ち取ってほしい。もちろん外敵は全勝で」と激励。

 合格者の選定に対しても「(見てれば)勝手に心が動く。心が動かない人は所属にならない」と、実力以上に魂を見せてくれる選手を期待しているようだ。

 次回はついに行われる最終決戦の模様を放送。

 解説席には、HIROの姿も……!

■番組概要
『格闘DREAMERS』
配信日時:毎週土曜夜9時~
配信チャンネル:ABEMA SPECIALチャンネル
配信URL:https://abema.tv/video/title/139-120?s=139-120_s50

(C)AbemaTV

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