“路上の伝説”朝倉未来が登場 『格闘DREAMERS』episode8、ついに最終審査の対戦カードも発表

『格闘DREAMERS』episode 8レビュー

 LDH所属のプロ総合格闘家を選抜するためのオーディションが続く「格闘DREAMERS」。

 最終試合に向けて過酷な練習が続くなか、総監督の高谷裕之が、参加者=DREAMERSの柳田龍彌と漆間將生の2人を連れてTRI-FORCEに出向いた。

 そこで待ち受けていたのは、“路上の伝説”朝倉未来と、彼が育成している選手たちだった。

 朝倉未来は自身が全面バックアップする「1年チャレンジ」という企画を立ち上げており、柳田と漆間は過去にそのオーディションに参加するも脱落していた。

 そこで、高谷は出稽古という名のリベンチマッチを仕掛けたのだ。

 朝倉未来は「ヘッドギアなしでいきましょう」と臨戦体勢。

 高谷も「向こうは殺しにきてる。舐められてるから試合で見返さないと」と2人に気合いを入れる。

 未来は「すぐ倒さないで、尺を伸ばさないと」とアドバイスするなど余裕の表情だ。

 最初の試合は柳田と、チャレンジ合格者のヒロヤの対戦。


 柳田は「あの時の俺じゃない」と意気込むが、対するヒロヤは未来の指示通り「時間かけてイジメてやろうと思ってます」と不敵に笑う。

 試合開始と共に飛び出した柳田はハイキック一閃。しかし、すぐに組み付かれるとヒロヤにヒールホールドを極められ、柳田がタップ。開始24秒で一本負けとなった。

 未来は「え?」と電光石火のフィニッシュに驚き、ヒロヤに対して「違うじゃん当初の作戦と。尺短いよ」とダメ出し。

 未来はあまりの短さに「もう1回やってやれば」と再戦を促した。

 高谷は「こっちは負けてるんで何も言えないけど、やれるなら是非」。

 すぐに再戦がはじまるも、ヒロヤは柳田を組み伏せて終始コントロール。

 追い詰められた柳田が跳ね上げで逃げようとした瞬間に腕を取り、今度は腕十字でヒロヤの一本勝ち。

 柳田は2連敗となり、ヘッドコーチの岡見勇信は「柳田のダメなところぜんぶ出たな」と、励ましとも苦言といえないコメント。

 この結果に悲壮感を漂わせたのは、次に戦う漆間だ。

 相手はすでにプロデビューし、DEEPで3戦2勝の成績を残している畠山祐輔。

 試合が始まると、ノーギアながらもお互いに顔面を狙ってガンガン打ち合う打撃戦に。漆間が飛び込みながらのパンチを繰り出せば、畠山は倒してパウンド。双方譲らぬまま1ラウンド終了。

 2ラウンドも拮抗した展開になるが、徐々にスタミナの差が出始める。

 漆間が下になった所に肩固めを極められそうになる。これをなんとか逃れたが、立ちあがったところでバックを取られ、そのまま引き倒されてスリーパー。漆間は無念のタップ。

 DREAMERSは2人とも完敗という結果となった。

 岡見は「こんなことになると思ってなかった」と準備不足を指摘。

 高谷も「向こうのほうが顔つきも良かったし、ちょっとこっちの覚悟が足りなかった」とイラつきを噛み締めた。

 DREAMERSの1年越しのリベンジを見届けにきた、THE RAMPAGEのLIKIYA、神谷健太、武知海青は、負けて落胆する柳田を励ます。

 LIKIYAは「落ちることってすごい大事なこと。そこから這い上がって頑張るのがLDHの魂」と、声をかけた。

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