Clubhouseがマネタイズに向け大きく前進 Twitter「Spaces」ら競合他社に差をつけられるか

Clubhouseがマネタイズに向け大きく前進 Twitter「Spaces」ら競合他社に差をつけられるか

 3月14日、音声SNSのClubhouseは、クリエイターへの経済的支援を目的としたプログラム「Clubhouse Creator First(クラブハウス・クリエイター・ファースト)」を発表した。

 音声SNS市場においては、Twitterが「Spaces(スペース)」をリリース予定のほか、Facebookも類似機能を開発中と報道されており、競争の激化が予想される。他社サービスが台頭する前に、マネタイズの方法を提供し、市場をリードしたい考えだ。

 最初のステップとして、20人ほどのクリエイターを集めて作品制作を支援するという。同社はクリエイターが作業をするために必要なものを提供すると述べている。

 米メディア『TechCrunch』によると、ClubhouseのCEO、ポール・デイヴィソン氏は、「本プログラムで最も大切なのは、クリエーターが自身の作品で収入を得るのを支援することだ」と語ったそうだ。そのために、クリエイターにスポンサーをつける手助けをするという。

 そして同社がスポンサーを見つけられなかった場合には、基本収入としてクリエイターに月5000ドル(約54万円)を、3カ月間支払うこと保証している。また同社はクリエイターらに、作品のコンセプトに関するアドバイスなど、マネジメント的な支援も行うという。

 『TechCrunch』は、「Clubhouseが、ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)のゼネラルパートナー、Sriram Krishnan(シュリラム・クリシュナン)氏が共同ホストを務めるテックショー「The Good Time Show」を成功に導いた」と分析している。この番組は、Clubhouseと何らかの関わりのあるゲストと、共同ホストらがトークするものだ。過去にはテスラのCEO、イーロン・マスク氏が登場し、同氏が取り組む宇宙開発や、仮想通貨などについてのトークが繰り広げられたようだ。

 「The Good Time Show」のように、大物たちの貴重な話を聴くことができるのもClubhouseの魅力だ。一方で、未だマネタイズ方法が確立されておらず、クリエイターにとっての参入価値は低いと見なされてきた。「Clubhouse Creator First」によって、競争の激化が必至の音声SNS市場において、同社は頭角を現すことができるのだろうか。

 「Clubhouse Creator First」の応募締め切りは、2021年3月31日となっている。誰でも申し込むことができるので、興味のあるクリエイターは応募してみると良いだろう。

(画像=Unsplashより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://jp.techcrunch.com/2021/02/01/2021-01-31-elon-musk-goes-live-on-clubhouse-but-with-the-room-full-fans-stream-audio-on-youtube/
https://www.theverge.com/2021/3/14/22330281/clubhouse-accelerator-creators-davison-app

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