テレワークの“ヘッドセット頭痛”を解消 「マイクスピーカー」でオンライン会議の音響を快適に
テレワークの機会も多くなり、皆オンライン会議や打ち合わせにも慣れてきたころかもしれない。と、同時に「これはどうにかならないものか……」という悩みも段々出てきた頃だろう。
その中のひとつが「ヘッドセット頭痛」なのではないだろうか。
ヘッドセット頭痛とは、ヘッドセットを使って会話を長時間していると、だんだん頭が痛くなってくるという現象のことだ。特に、仕事でオンライン会議・遠隔打ち合わせ・テレカンなどを長時間繰り返し続けているとこの現象に遭う確率が高くなる。
原因は物理的なもの(頭にモノをかぶせているから? 耳の間近にスピーカーがいつもあるから?)なのか、心理的なものなのかはわからないが、鈍く頭が重くなってくるという経験をしている人は多いのではないだろうか。
筆者も、そんなヘッドセット頭痛持ちの一人でしばらく対策に悩んできた。ヘッドセットを変えたり、音量を変えてみたり……。試行錯誤のなかで生まれた対策として、一番効いたのがコレだったので紹介しておきたい。
それは、「マイクスピーカー」というガジェットを使うことだ。
「マイクスピーカー」とは、集音マイクとスピーカーが一体になったもので、周り数メートルの人の声を拾ったり、あるいはそこに音を流したりといったことがこれ一個でできるモノだ。本来は会社などの会議室などで使われることが多い。「スピーカーフォン」とも呼ばれる。
Amazonなどで「マイクスピーカー」「スピーカーフォン」で検索すると5000円程度から30000円程度まで、様々な価格帯のものが見つかるだろう。
筆者の場合は、『Jabra SPEAK 510 for PC』というポータブルタイプの「マイクスピーカー」を購入した。Amazonでは16800円で手に入れることができる(2021年1月18日時点)。これにした理由は単純で、偶然見つけたマイクスピーカー比較サイトでお勧め1位になっていたからなのだが、買ってみたらこれが実に具合がよかった。
Speak 510(Jabra公式)
Jabra SPEAK 510 for PC (Amazon)
ヘッドセットではなく、このマイクスピーカーで音を出すようにしたら、会議・打ち合わせを続けても「ヘッドセット頭痛」がしなくなったのだ。実にスッキリだ。