水溜りボンド、新年の動画活動に見る“原点回帰とさらなる飛躍” 毎日投稿終了の前向きな効果を分析
「水溜りボンドが帰ってきた」
6年間の活動で着実に人気と信頼を獲得し、YouTuberを代表するトップクリエイターとして認知されていくなかで、昨今は地上波の冠番組をはじめとするテレビ出演、さらに『オールナイトニッポン0』のパーソナリティーをつとめるなど、激動を時間を走り抜けてきた彼ら。時には、広がり続けるフィールドと、それに伴って増していく責任感により、リスナーとの距離が離れることもあったが、それもこの新年からの動画で解消されてきたように思う。
動画のコメント欄も「私が好きだった水溜りボンドが帰ってきた!」「毎日投稿をやめたことで、これまでよりもさらにクオリティの高い動画や企画が期待できる!」といった盛り上がりで溢れており、2021年は視聴者からも企画を募集している。
毎日投稿終了と言いつつも、現在、メインチャンネルかサブチャンネルのどちらかには日々動画が上がっている状況となっており、視聴者の体感としては今まで通り水溜りボンドが楽しめている。さらに、水溜りボンド側はメインチャンネルの毎日企画がなくなったことで、二人がやりたい規模の大きい企画や、撮影・編集により注力できるという、お互いに良い関係となっている。
これまで、多忙を極めるなかでも、毎日投稿とは思えないクオリティで365日、楽しませてくれた水溜りボンド。今後は一本あたりの動画の質が上がっていくとともに、リスナーの声がより届く形にシフトされるのではないかと思う。毎日投稿の中でも、南極や無人島を舞台にした企画、宇宙にスマホやハンバーガーを飛ばすなど驚きの実験動画を見せてくれた二人は、これからも多くのリスナーや、同じYouTuberたちの期待を抱えながら、限界のない夢を見せてくれる存在となるのではないかと期待している。
水溜りボンドが宣言した「世界中にいる視聴者に見てもらうために、自分たちが楽しむためにこれからもやっていく」といった力強い言葉を思い、辛い時も楽しい時も毎日動画で楽しみを与えてくれた水溜りボンドのこれからを見守っていきたい。