不朽の名作かトラウマか 名作ゲーム『バンジョーとカズーイの大冒険』の奥深き魅力
トラウマを生みやすい演出は好みが分かれる?
じつは、『バンジョーとカズーイの大冒険』は多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた作品でもある。その最たるものが「セーブ画面」だ。本作ではセーブをしてゲームを終了すると、何故かそのたびにバッドエンドシーンを見せつけられるというプレイヤーの心を挫く仕様になっている。
バッドエンドの内容は割愛するが、非常に後味の悪い映像を見る羽目になるため、攻略のモチベ―ジョンを失くしてしまったというプレイヤーも多かったようだ。
また、倒した敵がバラバラになるグロテスクな演出や、少々下品なSなども人を選びそうだ。万人におすすめできるゲームではないが、やりごたえは十分あるためアクションに自信がある人は一度プレイしてみてはいかがだろうか。
なお、『バンジョーとカズーイの大冒険』はNINTENDO64を持っていない人でもプレイ可能だ。2008年にはXbox 360版がリリースされており、後続機種であるXbox OneやXbox One Xでもダウンロードしてプレイすることが可能となっている。
■坂田憲亮
愛知県の田舎で自由気ままに暮らすフリーライター。アプリやゲームなどエンタメ分野をはじめ、国内大手の各種メディアにて記事を執筆中。取材から撮影、Webデザインまで行う自称・マルチクリエイター。