ワンナイ、はねトび、生ダラ、ウリナリ……いまYouTubeで語られる往年の人気番組 “かつてのテレビっ子”歓喜の時代に?

 雨上がり決死隊の宮迫博之とDonDokoDonの山口智充がYouTubeで邂逅。伝説のフジテレビ系バラエティ『エブナイ THURSDAY』と『ワンナイR&R』の思い出話に花を咲かせ、音楽ユニット「くず」として久しぶりのパフォーマンスを披露して話題を集めた。

 宮迫は1月1日、自身の公式YouTubeチャンネルに公開した新年のご挨拶動画で「本人から電話があって『一緒にやりませんか?』ということで。あの方と一緒に懐かしの復活をさせていただきます」と予告した。誰とコラボするのか名前は伏せられていたものの、ほとんどのファンはその相手が山口だと察知し、コメント欄では「くずの復活ならマジ泣いちゃう」「ついに兄貴が出てくる?」「くずだったらまじで嬉しすぎませんか?」といったコメントが寄せられていた。

 その期待通り1月5日、「20年ぶりに『くず』を復活させました【ぐっさん】」と題して公開された動画にて、“ANIKI”こと山口が降臨。『エブナイ THURSDAY』のコントから誕生したくずだが、台本上では「くず 面白い唄歌う」とだけ表記されていたこと、代表曲「ムーンライト」が本番開始直前のわずか5分程度で山口が作詞・作曲したことなど、ファン垂涎の秘話が明かされた。

20年ぶりに『くず』を復活させました【ぐっさん】

 宮迫×山口のコラボ動画は3日連続、3本立て続けに投稿された。最後にアップされた1日7日の動画では、ついに楽曲を披露。「ムーンライト」「お前からの手紙」「全てが僕の力になる!」と懐かしの3曲を熱唱。最後には「コロナが収まったらくずとしてライブをしたい」と意欲を見せる場面も。コメント欄は「涙が溢れてきます」「【最高】以外の言葉が見付からない!!!!」「懐かしい青春を思い出します」など、称賛の嵐となった。



 お笑いタレントの参入が相次ぐYouTube。それによって今回のくず復活のように、テレビが今よりも元気だった時代を知る30~40代が懐かしさを感じずにはいられないコンテンツが増えてきた。

 たとえば、カジサックことキングコング・梶原雄太のチャンネルには、『はねるのトびら』時代の同僚、ドランクドラゴンの塚地武雅やインパルスの堤下敦が出演している。昨年12月8日には、北陽の虻川美穂子、伊藤さおりが登場。カジサックは共演当時、北陽の2人から「『はねトび』の梶よりも素の優しい梶のほうが良いと思う」と言われ、そのアドバイスが今のカジサックに繋がっていると明かした。

【涙のはねトびトーク】北陽さんと9年ぶりに語った結果、3人で泣いてしまいました

 また、勝俣州和は11月10日、自身のチャンネルにキャイ~ンのウド鈴木と天野ひろゆきを招いて日本テレビ系バラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』の思い出を回顧。勝俣がキャイ~ンと仲良くなったきっかけとして、山で遭難寸前になったロケ企画の存在を明かしたり、天野が名物企画の「ウリナリ芸能人社交ダンス部」について「南原さんが一番乗り気じゃなかった」と暴露したりと、当時を知る視聴者にとって興味深い話が次々と語られた。

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