『今日好き 赤い糸編』第1話ーー“もう1人のはると”がるかに急接近! 2人のはるとの間で揺れる想い……

『今日好き 赤い糸編』第1話レビュー

 『赤い糸編』初日の夕方はグループ別行動になったのだが、番組恒例の“花くじ”で赤い花を引いた男子2名は、気になる女子をクルージングデートに誘えることに(2人で同じ女子を誘っても構わないという)。くじ引きの結果、“もう一人のはると”こと、いけはる(池田陽音)がるか、いくと(菅生育利)がるなを誘うという、“はるとガールズ”の2名がどちらも引き抜かれる展開を迎えた上、るかは第一印象でいけはるについて「話してみたい」と語ってすらいたのだ。

 この4名でクルージングに出かけて間もなく、いけはるは「るかちゃん、ツーショ行かん?」と早くも2人きりに。しかも移動の際には、船のステップを利用して「大丈夫?」と先導するようにるかの手を握る。まだ初日にも関わらずの手繋ぎ。しかも握っている時間も長い。この後、一体どうなってしまうのか……。

 そんないけはる×るかのツーショットでは、お互いに“喋りやすい”という印象を抱いた様子。また、“はると一筋”かと思われたるかが、いけはるを意識していたと知り、いけはるも「今日会ってみて一番かわいい」と反応。続けて、「中野はるとくんを一番気になってるのはわかるけど、池田はるとくんのことも考えてほしいなって」とアプローチをすると、最後には「寒くない? オレ暑くなってきた」と、“冬の恋には羽織り物”理論で、着ていたボアジャケットをるかの肩にそっと預ける。彼の言葉に照れながらも、ジャケットを掛けられた際には「あら? あら? いいの?」と、お互いにいい雰囲気なのは間違いない。

 決定打となったのは、2人の“名前の呼び方”だ。ここでは、はるとがるかを呼び捨て、るかはいけはるとのツーショットの時だけ、なんと彼を“はると”と呼ぶことを約束。彼女は想いを寄せる2人を、どちらも同じ“はると”の名前で呼ぶことになったのだ。このクルージングデートで縮まったいけはるとるかの距離を、はるとはどのように受け止めるのか。

 前述したるなに加えて、今回はるかも“追われる側”となった『赤い糸編』。ちなみに、上記のクルーザーに乗っていない残りのメンバーはイルミネーション巡りを楽しんでいるのだが、こちらでもあおい(一之瀬葵)がりょうたをツーショットに誘うなど、気になる動きが見え始めている。すでに様々な恋が動きつつある今回の旅だが、はたしてどんな結末を迎えるのだろうか。

■一条皓太
出版社に勤務する週末フリーライター。ポテンシャルと経歴だけは東京でも数少ないシティボーイ。声優さんの楽曲とヒップホップが好きです。Twitter:@kota_ichijo

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