『今日好き 赤い糸編』第1話ーー“もう1人のはると”がるかに急接近! 2人のはるとの間で揺れる想い……
前回の『星空編』で注目となった、はると(中野晴仁)を巡る、るな(黒咲月)とるか(早河るか)の三角関係。結果的に、はるとは2泊3日では決意を固められず、るかが「次回への継続」を提案したことで、3名全員の希望を『赤い糸編』まで託した。
継続メンバーとなった女子2名にとっての第一関門は、はるととの再会。首を長くして待った後、彼がいよいよ姿を見せるやいなや、「なんで来てくれたんですか?」と答えを急かす。それに対して、はるとが「今回の旅でるかちゃん、るなの2人はもちろんのこと、自分のなかで一番いい答えが出せたらな」と、前向きに宣誓する姿が印象的に映った。
さて、『赤い糸編』の最終日の告白はクジの結果「女子から」ということに決定した。『星空編』同様に好きな人を“追う側”になるかと思われた、るなとるかの2人。だが、今回は少し事情が異なるようだ。
まず、序盤の顔合わせの段階で、新メンバーのりょうた(流稜太)からいきなりアプローチを受けたるな。「『星空編』でるなちゃんをかわいいと思っとった」という挨拶代わりの一言を皮切りに、そこから時間を置いて、今度は「準備している時にキレイな花があって……これあげます」と、彼がYシャツの胸ポケットから取り出した、一輪の小さなピンク色の花をプレゼントした。
前回の旅の内容を踏まえるに、“はると一筋”な継続メンバーのるなとるかに対して、新たな男子メンバーはアプローチしにくいようにも思えるが、だからこそ、こういった予想だにしない行動は、与えるインパクトもその分だけ大きいはず。引き続き、りょうたとるなの動向を見守りたい。
そして、序盤から“攻撃姿勢”を忘れないるか。もはや“先制アプローチ系女子”の異名を取れるほどの早さで、全員の顔合わせから間もなく、「ちょっとすみません! はるとくん、2人でお話したいのでお時間いいですか?」と、はるとをツーショットに誘う。前述したりょうた→るなのアプローチを含めて、これまでの『今日好き』とは真逆のスタートとなる、アクセルベタ踏みな展開が続いてきた。
念願の再会を果たしたはるとと2人きりになり、るかは「ちょっと渡したいものがあるの」と、ある物を手渡す。なんとそれは、るかの思い出をチェキで撮影し、ファイリングしたアルバム! それも、前回の旅の期間中ではなく、はるとを想ったこの1カ月間の何気ない日常を記録したものだという。こうした“旅と旅の間”の期間の想いを形にしたメンバーはこれまでの『今日好き』を振り返っても稀に見る物で、これ以上ないサプライズといえる。
その中身を覗くと、『星空編』の帰り道を撮影したチェキには「はるとくんにもう会いたい」と綴り、はるとと同じ埼玉県に住んでいるからこそ見られる何気ない空の情景から、彼が好物だと言っていたオムライスを手作りした場面まで、るかの「ずっと会いたかったです」という想いが本当に伝わる物だった。
そのキモチは、はるとも同じだったとのこと。「これはやばい」と終始、感動しっぱなしだった後に、「会いたいな、何してるのかなって、頭から全然離れなくて」という想いを抱きながら、これまで毎日を過ごしてきたことを語った。最後には持ち前の明るい笑顔とともに、今度こそるなとるかへの答えを出す旨を改めて伝えたはると。この2泊3日では、前回よりも自分の心の声に対して、落ち着いて向き合えることだろう。だが、そんなはるとはこの後、気が気じゃない展開を迎えることに……。