PS5、海外メディアは「コロナ以降で最も並はずれたローンチ」と評価

PS5、海外メディアの評価は?

 PlayStation 5が11月12日に遂に発売された。2013年にPlayStation 4がリリースされて以来の、待望の新型コンソールのリリースは、海外でも大きな注目を集めており、各国メディアが大きく報じている。

デザインは当初、もっと大きかった

 PS5が披露された際には、インターネットは混乱状態に陥ったと米紙『The Washington Post』は報じた(参考:https://www.washingtonpost.com/video-games/2020/11/09/ps5-design/)。

 同記事内では、リリースに際して、PS5開発したソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のシニアアートディレクターである森澤有人氏が、デザインした際の舞台裏について語っている。

 PS5は、PlayStationの以前のモデルやXbox Series Xよりも大きいが、森澤氏は当初、もっと大きくする必要があると考えていたという。「デザインを描き始めたときは、工学的な設計がどうなるかわからず、ずっと大きかったです。必要な電力は知らされていたので、サイズが大きくなることや、必要な空気の流れとヒートシンクのスペースも分かっていました。しかし大きすぎると言われて、小さくする必要がありました」と述べ、当初のデザインも公開している。

PS5だけに5次元?

 また同氏は、デザインにインスピレーションを与えたものについては「5次元を思いつきました。PlayStation 5なので、5次元がぴったりです」と答えている。

 PS5の外観が以前の4つのPlayStationコンソールと大きく異なることについては「デザインするときは、それを快適に感じさせたいと思っています。プレイヤーのエネルギーや感情としてデザインコンセプトを構築したいと思いました。パワフルなマシンのオーラを表現していると思います。有機的に見えるかもしれませんが、非常に正確な計測がされています」と語った。

隠されたイースターエッグがある?

 PS5の披露時に反応が分かれたことについて、森澤氏は「いい反応だったと思います。本当に新しいものを見ると、『なにこれ?』と言いますから。どう反応していいのか分からないのです。よく見ると、実際に見慣れた構造があります。後で理解できると思います」と述べる。

 また、こだわっている点については「中に隠す絵を思いつきました。イースターエッグのようなもので、PlayStation 5を購入した後にプレイヤーが見つけることができるものを隠すことを意図しました」と話す。これはおそらくコントローラーに隠されたある模様のことではないかと思われる。

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