PS5発売前夜先行レビュー デカくて速い次世代コンソールのスゴさに迫る

PS5先行レビュー

 大事な点を忘れていた。PS5を語る上で、画質の綺麗さについて触れないわけにはいかないだろう。対応している解像度は720p、1080i、1080p、2160pで、4KテレビでなくてもPS5の動作は可能。4Kディスプレイ接続時は最大2160p(4K UHD)の解像度で描画。HDR10や8Kディスプレイにも対応しており、将来のシステムソフトウェアアップデートで、ソフトウェアによっては最大8Kの解像度で描画が可能になるとアナウンス済みだ。筆者は4K対応テレビで2160p(4K UHD)を楽しんだが、『Marvel’s Spider-Man:Miles Morales』は水溜まりの反射や窓に映る街の景色まで綺麗に見える。フォトリアルなタイトルであることを差し置いても、このリアリティの高さには驚かされた。

 また、音響面も3Dオーディオ用カスタムエンジン「Tempest」を搭載したことにより、大幅に進化。街を横切る際に聞こえる音の位相の変化や、位置によって足音が聞こえる方向が変わるなど、音がより上質なゲーム体験をもたらしてくれる。ヘッドホンは3Dオーディオ対応機種、かつ有線のものをコントローラー経由で装着することができる(Bluetoothは非対応)ため、事前にそれらの機材を購入することをお勧めしたい。

 と、ここまでそれぞれの機能について解説してきた。現在は入手困難な状態が続いているため、欲しくても手に入れられないという方は多いかも知れないが、ぜひともこのゲーム体験をいち早く味わってもらいたいと思うばかりだ。

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