Twitterがツイート前に記事を読むプロンプト実装、音声DMもテスト
新たにボイスDMもテスト
6月にiOSでオーディオ・ツイートのテストを開始したTwitterだが、新たに音声を録音してダイレクトメッセージ(DM)で送れる仕様のテストを開始する。まずはブラジルに地域が限定される。
TwitterのDMプロダクトマネージャーであるAlex Ackerman-Greenberg氏は「Twitterでの自己表現の方法に、より多くの選択肢が望まれていることを理解しています」と述べる。
メッセージの再生中には、送信者のアバターが動くという。自然な会話の流れの一部として、音声メッセージを簡単に送信できるようにする、インライン録音エクスペリエンスを設計し、オーディオ・ツイートと異なる部分があるという。
また、不適切なボイスDMを通報するオプションもあるというが、プライベート・オーディオでは懸念事項だと『The Verge』は伝えている(参考:https://www.theverge.com/2020/9/23/21452932/twitter-voice-audio-direct-messages-test-brazil)。
オーディオ・ツイートを発表した際は、アクセスが限られているという不満の声が噴出した。ボイスDMでは、うまくいくか今後のテストの経過を見守りたい。
ちなみに、他のSNSを見渡すと、FacebookやInstagramでは、DMで音声録音がすでに可能になっている。ソーシャルメディアは、今後、使い方がさらに多様化していくのだろう。
(画像=Pixabayより)
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。