『ドラ恋~Kiss On The Bed~』第1話ーー最序盤からベッドシーン&前代未聞のキスに発展

『ドラ恋~Kiss On The Bed~』第1話レビュー

 ペア決めは、女性からペアを組みたい男性を選び、指名順はくじ引きによって決まる。

 まなみ(江野沢愛美)→けい(北條慶)、みなみ(糸原美波)→コージ(才川コージ)、ふうた(坂口風詩)→トウヤ(森田桐矢)と決定し、最後のさちか(新田さちか)は自動的にたくや(若林拓也)とペアを組むことになった。

 肝心のエピソード1「天然」の台本は、出張先のホテルにて同じ部屋で寝ることになってしまった上司と部下の恋物語という、なかなかにハードな設定だ。

 早速ペアに分かれて稽古を始めるが、これまでのシーズンと異なり、稽古場での練習だけでなく、今回からは帰宅後もそれぞれのペアでの練習風景が続く。

 そして、初回「同棲ハウス」行きになるペアが澤田(育子)先生より発表される。「女性が一番組みたいと思った相手とペアになれた一組」、つまり一番最初にペア指名をしたまなみ×けいペアとなる。

 皆で過ごす河口湖畔の別荘ではなく、2人はしっぽりとした古民家に向かう。高級旅館の離れ、あるいは高級料亭のような風情の一軒家で立派な御膳を前にどことなくぎこちない様子の2人。けいに自分を選んだ理由を聞かれたまなみは「初対面の時から第一印象が一番良かった」と心の内を明かす。ペア指名された後に受けたインタビューで、けいは「選んでくれるとは思ってなくてびっくりした。嬉しかった」と話しており、まんざらでもなさそうだった。

 実は、女性陣からの第一印象が良かった男性メンバーについては番組中に公開されており、4人中3人が彼の名を挙げるなど、最年長のコージに集中していたことが判明。まなみだけがコージではなくけいの名前を挙げ、「お喋りな人が多い中、けいくんはあんまり自分から話すようなタイプじゃなくて気になった」と話していた。

 互いに“相手と壁を作ってしまう。第一印象は怖いって言われがち”と語るまなみとけいだが、番組が用意した「2人への課題」による共同作業が、彼らの距離を一気に近づけたようだった。

 迎えた翌日のオーディション本番では、最後に演じたまなみ×けいペアが、番組オーディション史上前代未聞となる、実際にキスをするという展開に。

 昨晩一緒に過ごしたことで一気に心の距離が近くなったのか、特に2人で事前に示し合わせていたようでもなかったが、熱の込もった演技を見せ、他のペアを驚かせていた。

 そんな中、エピソード1の主役に抜擢されたのは、みなみ×コージのペア。澤田(育子)先生は抜擢理由を「2人がとても楽しそうで、そういう関係性が築けているのかなと思えたから」と明かした。

 男性一番人気の肉体派俳優コージとペアになれたみなみは、初日から筋肉が好きだと公言していた。2人は前日もシェアハウスで深夜まで一生懸命稽古をしたようだ。

 もしかすると初回「同棲ハウス」メンバーに選ばれたまなみ×けいペアは、良くも悪くも勝手もわからない中、強制的に2人だけの空間の中、お互いについてより深く知る努力をし適性距離を測るのにいっぱいいっぱいで、前夜の追い込み稽古は十分に出来なかったかもしれない。

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