iPhone 12ローンチの準備は着々と進行、Appleは5G市場を制するか
ほぼ例年通り、9月ローンチ間に合う?
『9to5Mac』は「サプライヤーが、新型コロナウイルス(COVD-19)による混乱で生じた時間の遅れを取り戻すために懸命に作業を進めており、今では、ほぼ例年の9月のスケジュールに戻っている」という、Wedbush Securitiesの報告を掲載している(参考:https://9to5mac.com/2020/06/25/iphone-12-september-launch/)。
その最新のレポートでは、7月中に全てのモデルで大量生産が行われ、その後については「全てのモデルを同時に発売し、一部の機種を当面は数量限定にする」「全てのモデルを発表し、一部の機種は後で発売する」「発売自体を遅らせる」の3通りの可能性が考えられることが示されている。
Wedbush Securitiesのアナリストであるダニエル・アイヴス氏は「サプライチェーンが、予想よりも早く正常化したことは印象的で、最終的にAppleは軌道に戻り、この5Gサイクルを例年通り9月中旬から下旬にかけて開始します。iPhoneの5Gコンポーネントについては多少の支障がありましたが、Appleはこの変革的な5G市場を制するための準備を整えています」と記している(参考:https://bgr.com/2020/06/25/iphone-12-release-date-september-no-delay-report/)。
Appleは、iPhoneの5Gスーパーサイクルに向けて、着実に準備を進めているようだ。
(画像=Sonny DicksonのTwitterより)
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。