Twitterの公式認証バッジ申請が復活? 初めてルールを明文化へ
Twitterが、アカウントが本人のものであるとお墨付きを与える、ブルーの認証バッジを改善し、実装し直す計画を進めていることが分かった。
著名エンジニアが、すっぱ抜く
『TechCrunch』は、TwitterやFacebookの新機能をいち早く発見することに定評がある リバースエンジニアのJane Manchun Wong氏によるツイートを受け、「Twitterが刷新された検証システムをローンチ」と報じている(参考:https://techcrunch.com/2020/06/08/twitter-to-launch-a-revamped-verification-system-with-publicly-documented-guidelines/)。
Twitter is working on “Request Verification” 👀
(I’m not Twitter employee. I’m not tech support) pic.twitter.com/ED58QsD7kM
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) June 7, 2020
過去には問題続出で機能を停止
Jane Manchun Wong氏の最近の調査によると、Twitterは認証を申請する新しいアプリ内システムを開発しており、Twitterもそれを確認しているが、実装時期については明言していないという。
アカウント設定画面に「認証リクエスト」オプションがあるとのことだが、Twitterはこの機能は、一般公開していないとしている。
以前は、公に広く知られた有名人の多くがこの公式マークを付けていた。このシステムはなりすましを防ぐためのものだったが「Twitterが注目に値すると見なした」と誤解されたり、白人至上主義の集会を組織する人物が認証されていることが批判されることもあった。
その後、Twitterはシステムの修正を検討するために、認証を停止する方針を示した。2018年には選挙対策を行うため、認証システムのオーバーホールは、優先事項ではない旨を明らかにしていた。
しかし、現在Twitterは、個々のユーザーが認証申請できるオプションを、ルールを明文化したうえで復活させることを計画しているという。
以前、Twitterには検証に関する内部ガイドラインがあったが、ルールを明文化するのは、これが初めてのことだ。
Twitterは、アカウントの閉鎖、ツイートの削除、ファクトチェック等、利用規約に違反するアカウントへの対処が批判されることがあった、と同メディアは指摘する。認証について文書化しても、必ずしも批判がなくなることが約束されるわけではない。しかし、少なくとも何らかの基準にはなるだろう。