Twitter、トランプ大統領の新型コロナに関する失言に対策? フェイクツイートへの対応強化で
アメリカのドナルド・トランプ大統領は、破天荒な言動と巧妙なSNS戦略でもよく知られている。しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)対策をめぐる問題発言により、愛用しているTwitterからの締め付けが更に強まった模様だ。2020年に行われる大統領選での再選を目指す上で、痛手を被った可能性がある。
Twitterが誤情報に関するポリシーをアップデート
Twitterはブログ上で「誤解を招く情報へのアプローチのアップデート」を報告した(参考:https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/company/2020/Covid19Misinfo.html)。
これは、Twitterで信頼できる情報を見つけやすくし、有害で誤解を招く可能性のあるコンテンツの拡散を制限するためのものだ。
COVID-19に関連する誤解を招くような情報を含むツイートに対し、新たにラベルと警告メッセージを導入するという。また、これらのラベルは、Twitterによってキュレーションされたページ、または外部の信頼できるソースにリンクする。
情報の有害度やタイプによっては、ツイートに警告が提示される場合もある。虚偽または誤解を招くコンテンツには様々なものがあるが「誤解を招く情報」「異議のあるもの」「未確認のもの」と3つに分類して対処。ツイートされた動画や画像等に誤情報が含まれる場合も、ラベルや警告の対象になるという。
今回の発表に寄せられた質問に対して、TwitterのYoel Roth氏は「これらのラベルは、ポリシー要件を満たす誤解を招く情報を共有する全ての人に適用され、世界中の指導者も含まれます」とツイートしている。
These labels will apply to anyone sharing misleading information that meets the requirements of our policy, including world leaders.
— Yoel Roth (@yoyoel) May 11, 2020