ABEMA、有料オンラインライブ「PayPerView」機能リリース

ABEMA「PayPerView」機能リリース

 ABEMAは、2020年6月中旬頃、有料オンラインライブ「PayPerView(ペイパービュー)」機能をリリースすることを発表した。

 リアルでの自粛が続く中、政府は無観客ライブを推奨しており、一部地域では無観客ライブ実施事業者への補助金が開始されるなど、無観客ライブの流れが加速している背景を受け、ABEMAでは「PayPerView」機能を開始。アーティストライブやイベント、舞台などエンターテインメント産業におけるオンラインライブを提供するとのこと。

 「PayPerView」機能は、ABEMAで配信される有料オンラインライブを1コンテンツごとに購入し、アーティストのライブ、イベント、スポーツ興行、ファッションショー、舞台などのコンテンツを視聴できる機能となっている。

 また、サイバーエージェントグループの株式会社CyberHuman Productionsと連携し、現在国内で3台しかない、リアルタイムに人物と3DCG空間を合成して撮影ができる「バーチャル撮影システム」を活用することで、多様なCGや3D空間、ARを用いたライブ会場とはまた違った臨場感のある視聴体験ができるとのこと。

 さらに、ライブ中に出演者へスタンプを送ることができる「応援機能」をはじめ、「コメント機能」やキャンペーンを通じた演者との双方向なコミュニケーションの実現、オンラインライブにあわせたグッズの販売、さまざまなアングルからオンラインライブを視聴できる「マルチアングルライブ」機能(今夏リリース予定)、ライブ中に視聴者が投票という形でリアルタイムに参加ができる投票機能(今夏リリース予定)などの機能を予定している。

 「PayPerView」で届けるコンテンツは、ABEMAにおける「無料コンテンツ」「プレミアムコンテンツ」に次ぐ3つ目のコンテンツ形態となり、ベーシック会員・プレミアム会員に関わらず「PayPerView」機能にてコンテンツを購入した方は誰でも視聴可能。コンテンツの購入は海外からも可能で、海外在住者や旅行中の方も楽しむことができる。

 「PayPerView」機能で購入したコンテンツは自動で視聴予約がされ、配信開始後に「マイリスト」から視聴することができる。また、視聴開始が遅れた場合でも、「追っかけ再生」機能を利用して最初から視聴することが可能なほか、配信開始後もコンテンツの購入ができ、配信終了後も一定期間「タイムシフト」機能で繰り返し視聴することができる。さらにABEMAではかねてよりデバイス拡充を強化しており、「PayPerView」コンテンツにおいてもテレビの大画面やタブレットで視聴することが可能となっている。

(c)AbemaTV,Inc.

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