iPhone 12は10月発売が濃厚? ティム・クックは「生産が軌道に戻った」と発表
iPhone 12は、例年通りであれば9月頃のリリースとなるはずだが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、スケジュールに遅延が生じるかが注目されている。
ここに来て複数の海外メディアが「おそらく10月に発売されるだろう」と伝えている。
パネル生産は6週間の遅れ
『Forbes』は、2人の別々の情報源の意見一致を伝えている(参考:https://www.forbes.com/sites/gordonkelly/2020/05/19/apple-iphone-12-release-date-design-cameras-5g-upgrade-iphone-11-pro-max/#5b25f8116042)。
Display Supply Chain ConsultantsのCEOであるRoss Young氏は「iPhone 12のパネル生産は、当初は6月上旬の予定が、7月終わり頃まで6週間ほど遅れて開始します。これはiPhone 12の発売が9月から10月に遅れることを意味します」と述べる。
『FrontPageTech』のJon Prosser氏も同意見で、さらなる詳細にも言及している。「他で色々言われているが、iPhone12には遅れが出ており、9月に入手はできません。だが、10月には手元に来るでしょう。9月に発表して10月に発売というシナリオもありましたが、10月に全て行われるようです」
Prosser氏によると、10月というのは確定ではないものの、可能性が高いという。
モデルによって生産の進捗に差がある?
International Securitiesの著名アナリスト、ミンチー・クオ氏は、モデルによって生産の進捗状況が異なり、大型のモデルは9月下旬になる、という予測を立てている。また、ウォール・ストリート・ジャーナルは、iPhone 12の生産が1カ月ほど遅れている、と見ているようだ。
今後、Appleが遅れを取り戻す可能性も無きにしもあらずだが、リリースが遅れることは濃厚だ。『TechRadar』は、10月頃になるだろう、という見通しを示している(参考:https://www.techradar.com/news/new-iphone-12)。
これだけ多くの専門家やメディアが、様々な根拠を示しつつ「おおよそ10月頃」という観測結果に至っている。