『さよならプロポーズ』シーズン2・第7話ーー「持病があって……」ついに明かされる“結婚に踏み切れない秘密”

『さよならプロポーズ』S2、第7話レビュー

 

 「負担が多いと思ったの」と言われたユウは「そんなことないよ」とフォローするが、ミドリは「だって自分でも困ってるもん。寝たくない時に勝手に寝てるんだよ?」と語気を強める。ミドリは日常生活とユウとの未来に、持病がどのような影響を与えるのか、不安を抱えていたのだ。そのうえで、子どもが欲しいユウを想うミドリは、子どもから目を離してはいけない時や抱っこしている時にもし眠ってしまったら……と怯えていた。またミドリはこの旅のために、持病の薬を服用していたことを明かす。医師からは、薬を服用せずに済むなら飲まない方がいいと言われているようだが、それでもミドリは結婚か別れかを決断する旅のために薬を服用した。結婚願望がないと話してきたミドリだが、彼女なりに、彼との将来を真剣に考え、旅に参加しているのだ。

 ミドリは個別のインタビューで「ユウは具体的な話になると答えられない」と不満を漏らしていた。ミドリが持病を打ち明けた時、ユウは「全力でサポートするよ」と伝えたが、「家にいない時はどうしたらいいの?」と具体的な内容を問いかけられると、答えられず言葉に詰まる場面も。決断前夜のユウの様子に不安が残るが、MCの辻希美が「結婚が見えたからこそ打ち明けたのでは?」と言っていたように、ミドリに何か心境の変化があったのかもしれない。

 ユウとミドリ、そしてリュウイチとユカリも、最終決断まで時間がない。2組のカップルが下す決断から、ますます目が離せなくなってきた。

■片山香帆
1991年生まれ。東京都在住のライター兼絵描き。映画含む芸術が死ぬほど好き。大学時代は演劇に明け暮れていた。

■番組情報
『さよならプロポーズ シーズン2』
毎週土曜よる10時~ABEMAにて放送
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
配信はこちら
(c)ABEMA

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