YouTubeで“自作マスク”の解説動画が急上昇 品薄状態解消までクリエイターたちの知恵を借りよう
参考:NoxInfluencer「Top 100 登録者増加数Youtuberチャンネル」
YouTuberに関するデータを提供する「NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)」を参照し、直近1週間で注目を集めたYouTubeチャンネルの理由を探る本企画。今回は、3つのチャンネルに注目してみた。
現在、新型コロナウイルス対策のため、外出時にはマスクの着用が推奨されている。しかし、マスクの品薄状態がいまだ続いており、供給が追いついていない状況だ。そんななかで、YouTubeで早々にブレイクしていた「マスク自作動画」に再び注目が集まっている。
初めに紹介するのは「MANA POCKET(↑84.0%/登録者数2.93万人)」。こちらのチャンネルは「手芸の面白さを広めたい」という思いから開設されたチャンネルで、実店舗も存在するとのこと。ミニポーチやシュシュなどの制作過程を動画化している。
同チャンネルでは、立体マスクの制作方法も紹介。型紙からサイズごとの制作方法を細やかに紹介した動画は20万回以上、再生された。また、日用品を利用しながら制作できる点も評価され、大きくチャンネル登録者数を伸ばしたようだ。
お次は、ニット生地の通販専門店「SMILE」より「ニット生地の通販SMILE(↑30.9%/登録者数2.54万人)」チャンネルを紹介する。こちらもマスクの制作方法を動画にしたことでチャンネル登録者数が増加。ノーズワイヤーやフィルターポケットといった、通常手作業で作るのが難しいと思われる機能の制作過程まで公開している。
またニット生地を使用したマスクやプリーツマスクの作り方も動画で説明しており、家庭で着なくなった洋服を裁断することで制作できるモノも紹介されている。概要欄には型紙のダウンロードリンクや詳細な作り方のブログも掲載されているので、マスク制作が難しいと感じる方にも優しいチャンネルとなっている。