仲里依紗の“モーニングルーティン動画”なぜ大バズり? 垣間見える素直さと笑いのセンス
女優の仲里依紗が4月15日、自身のYouTubeチャンネルに「仲里依紗のとってもつまらないモーニングルーティーンだょ」と題した動画を投稿し、急上昇ランキングに入るなど話題を呼んでいる。
「モーニングルーティン」「ナイトルーティン」に代表される、芸能人やインフルエンサーの生活習慣を切り取ったいわゆる「ルーティン」系動画には、大きく分けて2つのパターンが存在する。一つは被写体がそのまましゃべるパターン。たとえば、モーニングルーティンだったら寝ぼけ眼で自身の行動一つひとつを解説してくため、臨場感を演出できる。
もう一つが、ナレーションをつけるパターン。行動を俯瞰目線から説明するという性質ゆえ、『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』(フジテレビ系)のみのもんたよろしく、話し手である動画クリエイターの匙加減一つで多彩な味付けが可能だ。
仲の動画はまさに後者。動画冒頭、仲は「皆さん、おはようございます。仲里依紗です。今日はわたくし、仲里依紗のとってもつまらないモーニングルーティーンをご紹介したいと思います」と話し始めた。
映像では、仲が布団を抱きしめるようにしてベッドで寝ている。ナレーションにて仲は「これはですね。まず朝起きて、そしてカメラの三脚を立てて、カメラをセッティングして、アラームをわざわざまたかけて眠りに再びついている。ま、眠りについているといっても嘘寝ですね。これは嘘で寝ています」と言い、アラームが鳴ると、「あっ、アラームが鳴りました。おっ、飛び起きる芝居をされております!仲さん、ご苦労様です」とイジるなど、メタ発言を連発した。
その後も、仲のメタ視点的自分イジりは止まらない。息子を起こして再びソファーでバタンと2度寝をする自分に対して、仲は「ソファーで寝るのは定番でございます。ソファーで寝るっていっても、あなたさっき、カメラをセッティングして起きてましたよね? なのに、そうやって芝居をする……家で女優はやめてほしいですね」とため息をつき、包丁片手にリビングのテーブルでリンゴを切ろうとする時には「おっ、サスペンス? 『火サス』が始まるのか!? って思ったら、リンゴを切ります」「いつもはキッチンのほうでリンゴを切っているんですけど、あまりに女優感がなさすぎて、事務所NGが出ました。アミューズNGです」と内情を説明した。