『さよならプロポーズ』シーズン2・第2話ーー「結婚しない恋愛はいつか終わる」“踏み切れない2人”に大きな壁


もう1組のカップルであるユウとミドリは、メキシコの名所ラテンアメリカタワーにやってきていた。展望レストランで、メニューが読めずに戸惑っていたときも、料理が運ばれてきた後も、ユウはしきりに「何でもいい?」「スープ飲む?」「もういらない?」とミドリを気にかけるなど、二人のやりとりが印象深い。ユウはミドリについて「こんなに人を好きになったのは初めて」と語っている。ミドリのことを強く思うからこそ、ミドリの考えている全てを知りたいのかもしれない。


その後ミドリは、クリスマスにユウからもらった指輪を「(旅が)終わるまで外しちゃう」と伝えた。その指輪は、二人の左手の薬指にはめられていたものだ。これまで結婚の話題になるたび、ミドリが表情を曇らせていたのだが、このときはユウの表情が曇った。だが、ミドリは「左の薬指につけてるのは違うかなって」と続ける。番組MCの小籔千豊は、「『結婚したい』気持ちに答えられないのに左手薬指につけてるのは申し訳ない、気を持たせてしまうのは申し訳ない、と考えているのでは」とミドリの気持ちを考察。真意は彼女にしかわからないが、薬指から指輪を外す行為は、彼女なりのケジメなのかもしれない。

「結婚しない恋愛って、いつか終わる恋愛じゃないですか」と話すユウは、ミドリに不満はないが、結婚にたどり着かない恋愛に不満を感じていた。一方ミドリの思いは「結婚に魅力は感じていない」と一貫している。見据える先が180度違う二人に進展はあるのか。
■片山香帆
1991年生まれ。東京都在住のライター兼絵描き。映画含む芸術が死ぬほど好き。大学時代は演劇に明け暮れていた。
■番組情報
『さよならプロポーズ シーズン2』
毎週土曜よる10時~AbemaTVにて放送
放送チャンネル:AbemaSPECIAL
配信はこちら。
(c)AbemaTV






















