柏木由紀の“握手会動画”に見た、AKB48単独YouTubeチャンネル開設プロジェクトの光明
また、今年元日には、間もなくAKB48から卒業する峯岸みなみがYouTubeチャンネルを開設したことも話題になった。2月10日現在、峯岸のチャンネルで特に再生回数を稼いでいるのは、64万回再生の「【ガチすっぴん】現役アイドルのズボラすぎる毎日メイクチャレンジ」と、高橋みなみがゲスト出演した36万回再生の「【初出し有】たかみながお家に遊びにきて色々喋ってくれた」だ。
高橋と峯岸の対談動画には懐かしさを覚える人も多く、コメント欄には「小嶋陽菜を呼んでこい」「元祖神7全員に出演して欲しい....マジで...お願いします」「あの頃のAKBをもっかい観たいなあ」と、黄金期のメンバーを同じ画角(がかく)で観たいという声も少なくない。
こうしたOG対談企画を柏木がやるのも一つの手だろう。柏木は2007年のデビューから12年間、AKB48で活動してきたグループの生き字引的存在。峯岸はもちろん、指原莉乃や渡辺麻友など交流のある元主要メンバーも多く、対談をするとなればバズりそうだ。
芸能人がチャンネルを開設するのが珍しくなくなっている今のYouTubeにおいて、AKB48メンバーの単独チャンネルに求められるのは、奇をてらった企画ではなく、やはり、握手会の裏側や人気メンバー同士の交流など、いかにもAKBらしいコンテンツではないだろうか。その意味で、現役メンバー中、もっともキャリアがあり、知名度のある柏木の活躍が、AKBの単独YouTubeチャンネルプロジェクトの趨勢を握っているといえるだろう。