Netflixのジブリ映画世界配信、海外での反応は? 日本&カナダは除外もアメリカは別サービスで配信

ジブリによりストリーミング戦争はさらに激化?

 映画や番組が異なる国で異なるサービスにより提供されるのは、もはや一般的だ。しかし、ストリーミング戦争が米国と国際市場の両方で激化しているため、新しいオリジナルシリーズと人気のクラシック映画を共に提供するのは、ますます困難になりそうだ。

 スタジオジブリは最近まで、ダウンロードといったデジタルフォーマットで、映画を提供していなかった。しかしDVDリリース以外にもファンの目に触れるようにすべく、この10年間で新たな動きを見せている。その一つの大きな結果が、今回のストリーミング配信と言えるだろう。

 日本では、ジブリ作品をNetflixでストリーミングできないが、お膝元とあり、幸いにも地上波で楽しむことができる。なお、Netflixで世界配信されるタイトルとスケジュールは下記のとおりだ。

・2月1日
「天空の城ラピュタ」(1986)
「となりのトトロ」(1988)
「魔女の宅急便」(1989)
「おもひでぽろぽろ」(1991)
「紅の豚」(1992)
「海がきこえる」(1993)
「ゲド戦記」(2006)

・3月1日
「風の谷のナウシカ」(1984)
「もののけ姫」(1997)
「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999)
「千と千尋の神隠し」(2001)
「猫の恩返し」(2002)
「借りぐらしのアリエッティ」(2010)
「かぐや姫の物語」(2013)

・4月1日
「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994)
「耳をすませば」(1995)
「ハウルの動く城」(2004)
「崖の上のポニョ」(2008)
「コクリコ坂から」(2011)
「風立ちぬ」(2013)
「思い出のマーニー」(2014)

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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